はじめに
以前まで訪問看護ステーションにて週4日非常勤の作業療法士として勤務していました。この度精神科特化型の訪問看護ステーションに転職し正社員となり、あっという間に1年4カ月が経過しました。今回は、感想をアウトプットしてみようと思い久々のブログ更新をしてみました。
精神科特化型の訪問看護ステーションとは
ざっくり言うと、精神疾患を持つ方専門に訪問看護を実施するステーションです。ちなみに転職前に所属していた訪問看護ステーションは精神科特化型ではありませんでしたので、片麻痺の方や大腿部頸部骨折の方など、様々な身体障碍のある方にリハビリをすることが多かったです。ただ、以前から精神科の算定を取れる研修を受けていたので、前職場でもうつ病や統合失調症などの精神疾患を持つ方のリハビリをすることもあり、どちらの方にも訪問していました。
現職場の精神科特化型の訪問看護ステーションは、精神科や心療内科から指示書をもらっている方に訪問するので、基本的には精神疾患をお持ちの方だけに訪問してます。
1年4カ月働いてみた感想
ずばり、大変!!
何が一番大変かと言うと…。
チーム制なことに慣れることです。
以前の職場は担当制だったので、ある程度慣れれば利用者さんのこともわかるし、訪問ルートも曜日で覚えれば毎週ほぼ同じ。60分の訪問を1日4~5件程度回る感じで、私は週4日勤務だったので利用者さんのこと20人ぐらい覚えれば一通りで、わりと細かいことまで覚えていられました。
しかーし。精神科特化型の訪問看護ステーションに多いのは「チーム制」。
利用者さんのところに担当ではなく、色々なスッタフが訪問します。
チームは8人で看護師5人と作業療法士3人。
なので、訪問ルートはいつもバラバラ。100人以上の利用者の情報を頭に入れていないといけないのです…( ;∀;)
そして、リハビリの内容を申し送るとかではなく、自分が知り得た利用者さんの特記事項は、毎日しっかりチームに申し送らないといけない…(´;ω;`)
何をどこまで申し送らなければならないのか。
記録はどこまで詳細に書くのか…。
私はとにかく、このチーム制に苦戦しております。
次に大変なことは、一日6~7件回ること。
以前の職場では、1件40分か60分のリハビリを実施して、一日に4~5件訪問してましたが、
現在の職場は1件30~40分ぐらいの訪問を一日に6~7件の訪問。これまでのスピードに慣れてしまっている自分は、1日7件の訪問は、記録する時間が足りなくて困っております(;^ω^)
精神科特化型訪問看護に転職して良かったこと10個
これまで大変な面しか感想を書いてない(;^ω^)
ですが、大変=つらい
と言うわけでもありません。
といったわけで、精神科特化型訪問看護ステーションに転職してみて
良かったなと思った点を、10個書いてみようと思います。
- 精神疾患のことに詳しくなれる
- チーム制なので、困り事をメンバーに相談できる
- 様々な訪問ルートがあるので運転に飽きない
- 複数名での訪問があるので、同行できる機会が多く他のスタッフの対応が勉強できる
- 自分だけに責任がのしかからない
- 徒手的なリハビリの技術がほぼ必要ない
- たくさんの利用者さんと会える
- 発達障害(小児)の方にもリハビリができるので勉強になる
- 利用者さんとの距離が保てて、依存を生みにくい
- とにかく面白い
てな感じでざっくり10個挙げてみました。
10個目の「とにかく面白い」については、ざっくりしすぎでした(*^。^*)
とにかく面白い理由としては、
出会う利用者さんに、面白い方が多いといった点(^▽^)/
そんな考えがあるのか!そんな特技があるのか!など驚かされることが多々あります。
でもって、利用者さんとの対話する機会が多いので、自分の考えにバイアスがかからないよう心がけているので、客観的な目を持つことができ、利用者さんとの関わりを通じて、自分の精神面を知れると思っていて、
特にこの点が、わたしにとって「とにかく面白い」所だと感じています。
まとめ
精神科特化型訪問看護に転職して1年4カ月経った感想は…。
とにかく、チーム制に苦戦して大変です!
でも、良い所もいっぱい。
それは、とにかく面白い(^▽^)/
面白いと思える方に沢山出会えます。
そして、その出会いを通じて自分を知ることができます。
私は、この自分を知れる点が特に面白い所だと思っています。
ただ精神科で勤めた経験がなく、チーム制も初体験な私は、
退社時間が遅いことは悩みではありますが…。
そのうち、慣れることを信じて働いてます(>_<)
また、2年経ったら感想書いてみたいと思います!
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