PR

具体と抽象を学んで、自分で考える力をつけよう!

読書感想

きっかけ

私は自分で物事を考えられ、行動を決められる大人に憧れがあります。
起業家の方ってそれができる人達なので凄いなと感じていました。
今回は、起業家のまこなり社長がお勧めしていた本を読んでみたところ、新しい考え方が知れたのでアウトプットしてみることにしました。

今回読んだ本

「具体⇔抽象」トレーニング
思考力が飛躍的にアップする29問
細谷 功

この本の内容(はじめにより)

この本は、具体と抽象を往復すること、つまり抽象化と具体化によって発想を豊かにするとともに、日ごろ私たちの身の回りで起こっているコミュニケーションギャップを解消することを目的として書かれている本とのことです。
「問題には正解があり、知識量のみが優劣を決める」といった価値観から抜け出して、具体と抽象の往復によって「自分なりの解」を見つけるきっかけを提供してくれているそうです。

具体と抽象とは

この本の第2章に書いてあったので、
簡単にまとめてみました。

具体抽象というは、相対的な概念だそうです。
なので…
対比によって
どちらが具体で
どちらが抽象か
が決まるとのこと。

例えば…
「大きい」「小さい」という言葉は
「何に対して」か定義がないと決まらない。
飛行機は「大きい」
と思っても、地球と比べたら「小さい」になってしまう
そんな感じで「関係性」を示すものだそうです。

具体と抽象の性質が書いてありました。


<具体>
・個別
・特殊
・五感で感じられる実体
・個々の属性

<抽象>
・集合
・一般
・五感で感じられない概念
・二者以上の関係性、構造

そんなわけで、
特殊の具体、一般の抽象ってイメージ。

抽象度が上がると一般的になり、
具体性が上がれば特殊な個別事象になっていく。

つまり、
抽象度が高くなればなるほど汎用性が上がり、一つの言葉で表現できる対象が増えていくそうです。
なので、抽象化すればシンプルになるということです。

ちなみに…

ピラミッド型で表現すると、頂点に向かうと抽象的、
裾野の方が具体的だそうです。

難しくてわかりづらい部分もありましたが、
本には図がついていてとてもわかりやすく解説してあり、
さらに演習問題があって
それを解いたら理解できました(^▽^)/

ちなみに
以下は問題の一部です。
・手段と目的
・チャーハンと中華料理

どちらが具体で、どちらが抽象でしょうか?という問いでした。
これらを解いたらわかりやすかったです。

具体と抽象を学んで自分で考える力をUP

「具体と抽象」を学ぶとなぜ思考力UPにつながるのか…
それは、
問題を可視化できて、最終的な解決策を自分で考えることができるからだそうです。

それには、
「具体と抽象」という軸を考え方に組み込む、
すなわち
具体と抽象の「座標軸を持つこと」が重要とのことでした!

抽象化した時の、条件や目的などの前提条件を明確にすれば
コミュニケーションのギャップにも気づけるとのこと。
「正しい」「間違い」で議論しなくて済むそうです。
そして、具体化ができればそれが解決策になるんですね。

まとめ

この本は、具体と抽象の往復によって「自分なりの解」を見つけるきっかけを提供しています。
具体と抽象という軸を考え方に組み込むことにより、
問題を可視化できて、最終的な解決策を自身で考えやすくなるそうです。

抽象化すると一つの言葉で多くを表現できるようになりシンプルになる。
抽象化はひとまとまりにすることなので、
それには前提条件があるわけです。
そのことがわかった上で具体化していけば、

自分なりの解をみつけやすくなるそうです。

この本は、具体と抽象についてを図で説明してくれていたり、演習問題がついていたりして理解しやすかったです(^▽^)/

私のように、自分なりの答えを見つけることができるようになりたい方は、
ぜひこの本を読んでみることをお勧めします。


起業家の考え方の本他にも読んでます。
こちらの記事もどうぞ

   ↓↓

起業家ってかっこいい!お手本にして成長したいゾ

コメント