この本を読んだきっかけ
最近、色々な本を読んで、価値観探しをしています。
というのも、どの本でも「価値は大事」と書いてあるからです。
油断すると、人と比べて幸せを感じたり、人の意見に流されて目標を設定したり…。
やはり、自分の価値を知ることに時間を使うことは必要だと感じる今日この頃。
今回は、このワークブックを使って価値観探しをしてみました。
今回読んだ本
マインドフル・セルフ・コンパッションワークブック
自分を受け入れ、しなやかに生きるためのガイド
著 クリスティン・ネフ、クリストファー・ガーマー
この本の内容について
このワークブックでは、セルフ・コンパッションをすぐに実践できるようにMSC(マインドフル・セルフ・コンパッション)で取り上げられる内容の大部分をわかりやすく記しているとのこと。
このワークブックは、日常生活でもっとセルフ・コンパッションを感じられるようになるスキルをひとりでも学べるように作られているそうです。
セルフ・コンパッションについては
こちらの記事もどうぞ
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オリジナルの慈悲の瞑想でセルフ・コンパッションを身につけるぞぉ
今回行ったエクササイズ
このワークブックの第14章、人生を深く生きるp110~で記載されている、自分の中核的価値を見つけるというエクササイズを行いました。
ちなみに、エクササイズは7個ありました。
中核的価値とは
セルフ・コンパッションで最も基本的な質問は「自分には何が必要か」とのことです。
本当に必要なものを知るためには、何に最も価値を置いているか知る必要があるそうです。
これは中核的価値(core value)であり、人間を導いたり人生に意味を与えたりする心の深いところにある崇高な理想とのことです。
中核的価値を明確にすると、自分の本当に必要なものを与えやすくなります。
と書いてありました。
ちなみに目標と中核的価値は同じではないそうです。
以下は両者の違いです。
目標は達成できる。→ 中核的価値は目標を達成したあとも、ずっと人間を導く
目標とは目的地である。→ 中核的価値とは方向性である。
目標は人間の行うことである。→ 中核的価値は人間のあり方である。
目標は設定されるものである。→ 中核的価値は発見されるものである。
目標は外界から来ることが多い。→ 中核的価値は内面から生まれる。
中核的価値を考えてみた
これが中々難しいエクササイズでした…
ワークを終えてもはっきり中核的価値が出てきませんでした。
何となくこれかなぁと思ったのは、
・成長(自分も相手も)
・稼ぐ
・教える
・柔和(ほんわかしたい・ほんわかな雰囲気をもちたい)
どうやら私は、人と関わりたいようですねぇ。そして報酬を得たいのかも。
少しだけ自分の価値観が見えてきました。
ちなみに本のp113~には振り返りがあって、
中核的価値がはっきりしない時には
セルフ・コンパッションを使って
「自分にとって大切なことは何だろう?」と聞くのが良いと書いてありました。
それは、本当に自分が大切だと思っている価値?
他の人が言った価値ではないか?
また、中核的価値がみつかっても、これに沿った生き方ができていないことにがっかりする人もいるそうです。そんな時には、心の奥底に燃える願望を持ち続けながら、人生とは複雑なのだと受け入れられるか確かめるとよいそうです。
まとめ
セルフ・コンパッションで大切な「自分には何が必要か」という中核的価値は、探すのがとっても難しかったです。
でも、この「中核的価値」を探すことは、たとえはっきりと見つからなくても、必要な作業だと思いました。自分の進みたい方向性が知れると不安や迷いが減る感じがしたからです。
自分の人生を意味あるものにするのは自分だけ!
そのためには自分に必要なものを探す必要があると思います。
エクササイズを行ってみると、意外なことを考えている自分に気づけて面白いです。
意味ある人生を送りたいと思う方は是非この本を読んでみることをおすすめします。
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