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知らな過ぎて恥ずかし〜(;’∀’)お金のしくみ見るだけノートで勉強してみた

読書感想

今回読んだ本

ゼロからはじめる!

お金のしくみ見るだけノート

監修 伊藤亮太

※監修者(伊藤亮太)…1982年生まれ。岐阜県大垣市出身。2006年に慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了。

現在は、個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポートを行う傍ら、法人に対する経営コンサルティング、相続・事業承継設計・保険設計の提案・サポート等を行う。

この本を読んだきっかけ

YouTubeにハマり、お金のことを発信している両学長さんの動画を見ていたら、

日本人のマネーリテラシーが低いことを指摘していて、

私もご多分に漏れずその一人だぁ(;’∀’)と感じていました。

この歳になっても、そもそもお金って何なのか。景気とかってどういうしくみなのかフワッとしかわからない…。

そんな時、DaiGoさん推薦であるこの本を知り、さっそく購入し、見てみました。

この本の内容について(はじめにより)

金融教育が普及していない日本。「お金について知らない」ということは当たり前で、今から学びはじめても遅くはないとのこと。

この本は、お金の成り立ち、理想のマネープランや最新ビジネスモデルまで「お金のしくみ」を紹介してくれています。

イラストをふんだんに使って文章も簡潔。

「お金について知りたいけど、難しそう」と思っている人にピッタリの本です。

この本の目次

  • Chapter01 お金を知らないと世の中は見えてこない
  • Chapter02 暮らしに身近なお金のしくみ
  • Chapter03 稼いでわかるお金のしくみ
  • Chapter04 もしものときに役立つお金を知ろう
  • Chapter05 納めることも大事なこと
  • Chapter06 銀行のお金のしくみを知ろう
  • Chapter07 「景気がいい」ってどういうこと?
  • Chapter08 お金は増やすことも考えよう
  • Chapter09 投資で使えるお金のしくみ
  • Chapter10 現代のお金のしくみを知ろう

お金のしくみを知る必要性

著者はこのように書いています。p3〜

お金のしくみは知れば知るほど興味深いモノです。また、お金についての知識があれば、お金に振り回されたり、騙されたりすることもなくなるでしょう。むしろ、お金の知識を得たことで、今後あなたのお金が増えるかもしれません。

なるほど〜。お金の知識、高めたい気持ち↗↗になりました。

勉強になったこと① 「お金」って何?

知っているようでよく知らない「お金」

その基礎知識がChapter1お金を知らないと世の中は見えてこないに書いてありました。

この本だと可愛いイラストでわかりやすくなっているのですが、

そのイラストをあえて私なりに簡単にまとめました。

大昔はお金がなかったので「物々交換」していました。

しか~し!需要と供給のマッチが難しい物々交換

そこで登場したのが「物品貨幣」なんだそうです。

物品貨幣は、誰もが比較的欲しがるモノで保存が効くものだったそうです。

本のイラストで、リンゴを持った人が

「このリンゴはどうせ交換するから、みんなが欲しがる米か布に交換しておこう」

と言っており、米や布がお金のような役割をしていたことがわかりました!

でも、米や布だって劣化してしまいます。

そこで丈夫で長持ちする、金や銀を加工した貨幣が登場!

p12〜13のイラストではトロッコが進む絵で、日本の貨幣史がわかりやすく書いてありました。

708年 物々交換はやめよう⇒和同開珎が発行

しか~し!中々銭貨が流通せず…

1636年 やっとこ、お金が純国産化。⇒寛永通宝

1871年 円が誕生!(この頃はと交換できたそうです)

なんやかんやで金との交換もできなくなり、

現在管理通貨制(政府と日銀が調整)となる。

※現在の紙幣は、使う人みんなが「この紙幣は価値がある」という“信用”で、お金として機能しているそうです。

使う人みんなの“信用”Σ(・ω・ノ)ノ!

それだけで「金」と交換できなくなったお金が機能していることはとっても勉強になりました!

勉強になったこと② 「景気って何?」

この本のChapter7「景気がいい」ってどういうこと?p109〜

の章に、景気って一体何なの?という話が書いてあり、とても勉強になりました。

「景気」のこと簡単にまとめてみました。

「景気」…シンプルないいかたで、お金の流れのことを指すそうです。

ちなみに、日本語の「景気」は社会的心理も含まれていて、英語などでは合致する言葉がなく、日本独自のモノとされているそうです。

「景気がいい」とは…お金の流れがいいと給料がどんどん上がって買い物をたくさんする。すると、国にも税金がたくさん入るので国全体が潤う。

「景気が悪い」とは…モノが売れなくなったり給料が下がったりして、国全体の経済が冷え込む。

※ちなみに、景気がいいのが正しいのかというとそうでもないそうです(*_*;

「景気」の言葉の意味は何となくわかったところで、次の話。

景気の動きを数値化。

消費者動向指数の話。p112より

~消費者動向指数~

3つの指数

先行指数…景気の動きに先行する(機械の受注量、新規の求人数など)

一致指数…景気の動きと一致した動きを見せる(販売額や商品数など)

遅行指数…事後確認として用いる(法人税や雇用者数など)

これらの指数で景気が数値化できるそうです。

景気をよくするにはどうすればいい?p118〜

イラストをあえて簡単にまとめてみました。

キーワードは2つ!

「金融政策」「政府政策」です。

まず「金融政策」ですが、経済を持続的に拡大させることが目的で、

以下の方法があります。

預金準備率操作…日銀が銀行にお金を戻して、企業に貸し出せるようにする

公開市場操作…日銀が銀行から国債などを買い取って、企業に貸し出せるようにする

どうやら、お金が銀行に多くなれば企業にお金が行って、景気が良くなるっぽいですねぇ

で、「政府政策」は、国民の経済活動を利用した通貨流通量の調節で、

以下が挙げられます。

税制改正…政府が税制改正をすると市場に流れる通貨量が操作される

公共事業…仕事が少ない地方では雇用の創出も同時にできて効果が高いと言われている

これらの政策が日本経済の舵をとっているとのことでした!

うまく舵をとってもらい、お金の流れを良くしてもう少し「景気」が良くなるといいですねぇ。

お金の流れが悪いまま、コロナ渦で増えた借金のために税金が上がったりしたら、ヤバそう(-_-;)

まとめ

日本は金融教育が普及していないので、知らないことが多いのは当たり前かもとのこと。

お金についての知識があると、振り回されたり騙されたりしにくくなるので、今からでも遅くはないので学んで欲しいと著者は書いていました。

この本はイラストがいっぱいで文章も簡潔。絵のテイストもとっても可愛いんです。

難しいお金の話も、とっつきやすく感じました。

ただ、私の場合、見るだけとはいかず、

イラストの中に出てくる文字を良く読んで、何とか理解できました。

よって読み終わるまでには、それなりに時間がかかりました。

でも、この情報量を小難しい本で読もうとしたら読破できなかったと思います。

よって、お金について知りたいんだけど、難しい本は読みたくないという人は是非読んでみることをおすすめします!


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