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知らな過ぎて恥ずかしいので、アナトミー・トレインの本を買ってアウトプットしてみた。

読書感想

きっかけ

勉強会で、よく話の中に出てくるアナトミー・トレイン。
なんとなく、筋肉のつながりのラインがあるのだぞ。という程度で理解していたのですが、

あまりに知識なさすぎで恥ずかしいので、思い切って本を購入してみました。

でもって、買っただけでは身にならないので、かんたんにまとめてみることにしました。

今回買った本

アナトミー・トレイン
―徒手運動療法のための筋筋膜経線
第3版(Web動画付)


Thomas W.Myers
訳 板場英行 石井慎一郎

この本の内容(訳者まえがきより)

Anatomy Trainsは、世界各国で統合的ボディワークを講演・実技指導しているトーマス・W・マイヤース氏による、体中に張り巡らされた筋膜の網を通して、ヒトの姿勢や動作の安定がどのように得られるかを解明する理論だそうです。
この本は、Anatomy Trains 第3版の全訳とのこと。
第3版では・組織学の新知見に基づく筋膜の生態力学的調節・筋膜ネットワークを基盤とした歩行分析が増補され、他にも最新情報が随所に修正加筆。動画、CG画像の資料がweb付録で入手できるようになったそうです。

この本の目次

  • 序章:レールを敷く
  • 1 筋膜と生態力学的調節
  • 2 アナトミー・トレインのルール
  • 3 スーパーフィシャル・バック・ライン(SBL)
  • 4 スーパーフィシャル・フロント・ライン(SFL)
  • 5 ラテラル・ライン(LL)
  • 6 スパイラル・ライン(SPL)
  • 7 アーム・ライン(AL)
  • 8 ファンクショナル・ライン(FL)
  • 9 ディープ・フロント・ライン(DFL)
  • 10 トレーニング中のアナトミートレイン
  • 11 構造的分析

アナトミー・トレインとは

序章(レールを敷く)に書いてありました。

本書の基礎はシンプルである。すなわち筋は、それぞれがどのようように機能しているとしても、筋網膜内で機能的に統合された全身の連続体に影響を及ぼす。

P3.1~4行

連続体のシート(Sheets)とラインは、結合組織という織物の縦糸と横糸から成り、筋筋膜の「経線」としてたどることができる。

P3.4~7行

ちなみに…
「アナトミー・トレイン」機構全体を説明する用語なのだそうです。
これは極めて難解なテーマを楽しめるように、連続体の集合をうまく比喩的に説明したものとのこと。
この本では、
路線(track)、駅(station)、スイッチ(switch;ポイント、転轍器)などのたとえを使用しているそうです。


でもって、1本のアナトミー・トレインは1本の筋筋膜経線を示すそうです。

そして、
「アナトミー・トレイン」にはルールがあるそうです!
そのルールの話が、P73~書いてありました。

「アナトミー・トレイン」は、筋筋膜経線鉄道の路線上で行うゲームで、
このゲームにはいくつかの簡単なルールがあり、
各ルールは筋筋膜接続の路線内で共通の臨床的意義を予測し、注目できるように設置してあるそうです。

電車に喩えてくれているのですね~(・_・D フムフム


4つのルールの紹介


1.路線は途切れることなく一定の方向に進む

→方向・深さ・介在面の話


2.路線は骨の「駅」、筋付着部で進路を変える

→筋筋膜のつながりの話

3.路線は「スイッチ」時には「ターンテーブル(転車台)」に入り分岐する

→筋膜面の結合や分離の話


4.「急行列車」と「普通列車」

→「多関節筋」「単関節筋」の話


う~ん(*´Д`)上記のルールで、身体を観ていくそうです(--;)

電車に喩えてくれていますが、難しいです…。

独学で勉強するのは大変。 勉強会で先生に質問したいと思います(++)

アナトミー・トレインのライン

アナトミー・トレインのライン(筋筋膜経線)は
全部で12本


本の表紙をめくるとすぐに全部が紹介されています。

私は、英語が苦手なので、カタカナでまとめました( ´艸`)

バック・ファンクショナル・ライン(BFL)
一側の肩から背部後面を横切って反対側の下肢まで走る

ディープ・バックアーム・ライン(DBAL)
棘突起から肩甲骨を通って、上肢の後面を通り小指まで走る

ディープ・フロントアーム・ライン(DFAL)
肋骨から上肢の全面を通って母指まで走る

ディープ・フロント・ライン(DFL)
中心部のライン、足底の深層に起始し、下肢内側を股関節全面まで上行し、骨盤を通って脊柱前面まで走り、胸椎の凹部を通って下顎骨と頭蓋骨まで走る。

フロント・ファンクショナル・ライン(FFL)
一側の肩から腹部前面を横切って反対側の下肢まで走る

同側ファンクショナル・ライン(IFL)
一側の肩から同側の膝内側まで走る

ラテラル・ライン(LL)
足底から下肢と体幹の側面を上行し、肩関節複合体の下を通り頸部側面と頭蓋側面まで走る

スーパーフィシャル・バックアーム・ライン(SBAL)
棘突起から肩を越えて、上肢の概則を通り手背まで走る

スーパーフィシャル・バック・ライン(SBL)
足底から下肢後面を仙骨まで上行し、さらに頭蓋後面まで走り、頭頂を越えて前頭部までに達する

スーパーフィシャル・フロントアーム・ライン(SFAL)
胸骨と肋骨から上肢の内側を通って手掌まで走る

スーパーフィシャル・フロント・ライン(SFL)
足趾の先端から下肢全面まで走り、体幹を胸骨上端まで上行し、頸部側面に沿って頭蓋後面に達する

スパイラル・ライン(SPL)
頭蓋側面から頸部を横切って反対側の肩と肋骨まで走り、腹部を横切って寛骨全面に戻り、膝の外側、足根の内側、足部アーチの下を通り、下肢を上行して頭蓋まで戻る

12本載せてみましたが、
断然、この本の図を観るのが一番わかりやすいです!
カラーで見やすいです(^▽^)/

あと、付録のweb動画も立体的でわかりやすかったです(⌒∇⌒)

まとめ

アナトミー・トレインは、
身体のことを、局所的に筋それぞれの機能に注目するだけでなく、全身の連続体に影響を及ぼす、筋筋膜を「経線」として見ることができるそうです。
「アナトミー・トレイン」は機構全体を説明する用語で、
連続体の集合をうまく比喩的に説明したものとのこと。具体的には、筋筋膜経線を示すそうです。

そして、アナトミー・トレインにはルールがあるとのことで、

ルールに沿って考えていくことが大切なようです。

そして、

アナトミー・トレインのラインは
全部で12本
あるそうです。

この本は、カラーの図が多く、大変見やすいです。
言葉より、図を見る方が断然分かりやすい!


しかも、付録でweb動画もついており、
動画には、筋膜リリースのテクニックや、アナトミー・トレインのCGもついていて、立体的に観られるので良かったです(⌒∇⌒)


ただ、いっぱいあってまだ見切れていません…(-_-;)

少しづつ見たいと思います(;^ω^)
結構高い本ですが、買って良かったです!

私のように、アナトミー・トレインを良くわからないから勉強したいな、と思っている方は購入をお勧めします(;^ω^)


他にも知らなすぎて恥ずかしいこと、ひっそり勉強してます

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