PR

イライラは脳の疲れかも…。マルチタスクをやめてみよう!

読書感想

きっかけ

今回この本を読んだのは、精神科訪問看護の勉強に見ている、YouTubeのTOKINOチャンネルで、おすすめされていたことがきっかけでした。

また、以前にもこの著者の本を読んでいて、その本が面白かったので、読んでみることにしました。

今回読んだ本

脳内整理で
すべてうまくいく!
脳の効率を最大化する科学的方法
菅原洋平

この本の著者

菅原洋平(すがわら・ようへい)
作業療法士。ユークロニア株式会社代表。
1978年、青森県生まれ。国際医療福祉大学卒業後、作業療法士免許取得。民間病院精神科勤務後、国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事。その後、脳の機能を生かした人材開発を行なうビジネスのもとに、ユークロニア株式会社を設立。
現在、ベスクリニックで外来を担当する傍ら、企業研修を全国で展開し、その活動はテレビや雑誌などでも注目を集める。

この本の内容(はじめにより)

脳の働きを高めるために実行することはシンプルとのこと。
それは、自分が頑張るのではなく、自分の脳が働きやすい環境をつくることだそうです。
脳は、基本的に1つずつしか仕事をこなすことができないので、現代人は脳に与える仕事を減らす技術が必要とのこと。
この本は、無駄なエネルギー消費を省き、重要な仕事にエネルギーを注げる脳になるための方法が書いてある本です。

この本の目次

  • 序 章 脳の中の迷路を単純にすれば効率は上がる
  • 第1章 脳の省エネでイライラせず効率よく動ける!
  • 第2章 脳に与える選択肢を減らす
  • 第3章 脳の入口を上手に使う
  • 第4章 脳の出口を変える
  • 第5章 省エネな聞き方としゃべり方
  • 第6章 乱れないこころをつくる

イライラは脳の容量オーバーのサイン

この本の第1章~脳の省エネでイライラせず効率よく働ける!~に、こう書いてありました。

私たちは自分の脳が容量オーバーになっていることを、頭の働きとは別のことで気づきます。それはイライラです。

№375

カッと衝動的になったり、イラッとするなどの感情反応がムダに多いときは、脳が容量オーバーになっているサインです。

№375

たしかに…。色々やらなきゃいけない時ってイライラしやすいですよね( ;∀;)

こんな時に目指すべきはこれだそうです!
脳の省エネをサポートし、感情反応に乱されることなく目的を達成する

そのためには、
イライラする前に対処することが大切なのだそうです(^▽^)/

マルチタスクをやめよう

イライラが脳の容量オーバーのサインで、それが出る前に対処する方法!
それが、無駄なマルチタスクを避け、できるだけシングルタスクをつくって1つずつ作業を完結させることなのだそうです。

なぜなら…。
脳はマルチタスクができないそうで、
複数のことを同時進行で行うことができないとのことです。
マルチタスクは、とっても脳に負荷がかかっているそうで、作業効率が落ち、エネルギー消耗しちゃうそうです。

マルチタスクか~。結構やっているかも(;^ω^)
そして、マルチタスクを避けるのは大変だなぁと思いました。

ちなみに、
脳の容量を増やす最も簡単な方法があるそうです!
それは、睡眠とのこと(^▽^)/
睡眠こそが、脳が効率よく働くための最少の手数で最大に効果が出せるツールと書いてありました!!

脳を疲れさせないために…

本の第2章~脳に与える選択肢を減らす~に、脳を箱に例えてこんなことが書いてありました。

箱の中がぐちゃぐちゃに配線されていたら、いかにもエネルギー効率が悪そうです。
配線をぐちゃぐちゃにしてしまう原因の1つは、多すぎる選択肢です。

no.550

といったことが書いてありました。
選択肢が多すぎると脳が疲れちゃうそうです( ;∀;)

そんなわけで、選択肢を減らして、
脳の無駄なエネルギーを節約し、省いて捻出したエネルギーをどう配分するかが大切なのだそうです!!

本には、具体的にどのような所で脳が選択をしているのか、どうやってエネルギーを節約し配分するのかのヒントがたくさん書いてありました!

自分のやりたいことをやるためには、やらないことも増やさないとダメだなぁと思いました(^▽^)/

まとめ

あれもこれもやらなきゃっと思って、色々なことをいっぺんにやろうとしてしまうけど、それは脳のエネルギーをムダ使いしている可能性があるとのこと。
脳は、マルチタスクができないので、色々いっぺんにやろうとすると容量オーバーになってしまうそうで、脳内ホルモンの働きでイライラ感が出るとのこと。
イライラのサインは脳の容量オーバーのサイン。
しかし、サインが出てからでは対処するのは大変(;^ω^)
サインが出ないよう普段から対策しておくことが良いそうです。

この本には、具体的に脳の容量オーバーを防ぐための方法がたくさん書いてあります。中でも、睡眠はとっても大事だそうです(^▽^)/

人は、普段から色々なことを選択して生活しており、選択肢が多いことも脳には負担がかかっているそうです。
脳は基本的に1つずつしか仕事をこなすことができないとのこと。
自分人生に大切だと思う所にエネルギーを注げるよう、エネルギーを省ける部分を増やしていきたいと思いました!

ちょっとしたことでイライラを感じる時は脳の疲れも原因かもしれません。私のようにあれもこれもやろうとして、なんだか疲れてしまっている人はぜひこの本を読んでみることをおすすめします!


この著者の本、他にも読んでいます。
こちらの記事もどうぞ。
   ↓↓
ワーキングメモリを鍛えるぞ!OTさんが書いた本読んでみた

にほんブログ村 病気ブログ 理学療法士・作業療法士へ
にほんブログ村

コメント