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こりゃいいぞ!痛みを癒すヨガの「呼吸法」3選

読書感想

きっかけ

私は、ストレスがたまってくると背中が痛くなりがち…
これでも、毎日10分程度のヨガとマインドフルネス瞑想で痛みが出ることが少なくなってました。
しかーし!最近、結構なストレスがかかって、久しぶりに背中が痛くて困ってしまったので、

Dラボで紹介されていたこの本に惹かれて、読んで実践してみました。

今回読んだ本


ケリー・マクゴニガルの
痛みを癒すヨーガ

この本の内容

ベストセラー「スタンフォードの自分を変える教室」の著者によるヨーガ実践書
この本は、慢性の痛みによる肉体的、精神的、感情的な苦しみをおわらせるためのガイドブックで、慢性痛あるいは周期的に起きる痛みに苦しむすべての人のためのものだそうです。
苦痛の原因について新しい考え方と、苦痛を終わらせる実用的な戦略が書かれています。

この本の目次

  • Chapter1 痛みを理解する
  • Chapter2 ヨーガ 心・体・魂(スピリット)を再統合する
  • Chapter3 呼吸
  • Chapter4 体と仲良くなる
  • Chapter5 体を動かす
  • Chapter6 リラクゼーション
  • Chapter7 瞑想

ヨガで痛みを癒すとは

この本の最初の方に「本書の目的と使い方」が書いてあります。
そこにこのような文章がありました。


「慢性疼痛は心身の経験」の文です。

慢性疼痛患者にとって「痛みは気持ち次第だ」と言われるほど苛立たしいことはありません。慢性の痛みに苦しむ人は何度かこのような言葉を耳にし、その言葉を発する人自身がたった一日でもこの体で生きてみて、自分の気持ちや実際の痛みの苦しみを理解できればと、どれほど願ったことでしょう。

p2

わかります(/ω\)
背中痛いって言っても、どんな感じか説明するのも面倒だし、
治らないかも…と気持ちは落ちるし。
ストレスだってわかっちゃいるけど、
人にはストレスじゃない?大変だねぇ。とか言われたくない( ;∀;)

でもって、
続いてこのようなことが書いてありました。

ですが、実は、その言葉が苦痛から抜け出す鍵だとしたらどうでしょう?
慢性疼痛は心の中にあるのです。ただし、今あなたが考えたような意味ではありません。痛みの体験そのものは本物です。何故なら痛みは生物学的基礎にもとづいているからです。
(中 略)
痛みは肩や背中、腰だけにとどまらず、関節や筋肉だけの問題でもないのです。

そんなわけで、
著者は、心身の相互作用が慢性疼痛の体験をどのようにして作り出すのか、また心と体の干渉がどのように役立つのかについて最近の発見を紹介してくれています。


その発見から…
痛みの発生原因や治療法について仮説を再考すべきだと気づき
心は体の中にあるわけで、
心と体のつながりについての理解を広げるための課題(ヨガなど)を提供しているとのことでした。

これを読んで、
痛みが心と身体のつながりの不具合を教えてくれているので、
それに気づくためにヨガをするっていうイメージを持ちました(^▽^)/

痛みを癒すには、心と体のつながりについての理解を広げるのが大切で、

それに役立つのがヨガなのですねぇ(⌒∇⌒)

こりゃいいぞ!と思った呼吸法3選


本には、3章に実践編として呼吸法が紹介されています。p26~

その章には基本の呼吸法を含めていくつかの呼吸法が紹介されていました。

その中でも、
私がこりゃいいぞと思ったものを
3つ挙げてみました(^▽^)/

おすすめ呼吸法
喜びの呼吸
癒しの呼吸
バランス呼吸
どれも簡単なのに、効果を感じました(⌒∇⌒)

といったわけで、
簡単にやり方をまとめてみました。


喜びの呼吸
自分の本質である内なる喜びと再結合したいときにおすすめの呼吸

やり方
両手を胸に当て胸郭や腹部の動きを感じながら呼吸する。
おだやかな表情で、心が広がっていくイメージで、腹部、胸郭、胸に息を吹き込む。(呼吸の感じと結びついたら目を閉じる)
やわらかな笑みを絶やさずリラックス。
10呼吸ぐらいを目安に必要なだけ長くおこなう。

癒しの呼吸
呼吸を遅くして、吐く息を長くすることでリラックスできるので、
痛みやストレスがある時に、安心感を得たいときにおすすめの呼吸

やり方
息をゆっくり吐くことから始める。
口をすぼめるとやりやすい。腹筋を使って息を吐きながらお腹を凹ませます。
息を吸うときは、口を閉じて、凹んだお腹をゆるめて緊張を解きます。
ゆったりして、息を完全に吐ききる感じと、自然吸う感じをつかむことが大切。

バランス呼吸
ストレスや痛みに関連した不眠症があるときにおすすめの呼吸

やり方
まず、両目を閉じて、交互の鼻の穴で呼吸するイメージをする。(10呼吸程度)
次に、右の鼻の穴から吸って、右半身に空気が流れているのを想像して、右の鼻の穴から吐く。これを10呼吸程度行う。
左半身も同じように行う。
さらに、1回の呼吸のたびに右側と左側で交互に行うと想像して、10呼吸程度行う。
締めは、両方の鼻の穴と全身で呼吸をして、全身が呼吸しているのを感じます。
※リラックスして行うのが大切なので、横になって膝の下にクッションを入れたりして安楽な姿勢で行うのも良いそうです。

まとめ

慢性の疼痛は、肩や背中、腰だけにとどまらず、関節や筋肉だけの問題でもないとのこと。
著者は、心身の相互作用が慢性疼痛の体験をどのようにして作り出すのか、

そして、心と体の干渉がどのように痛みと関係しているのかを書いてくれています。

この本を読んで、
痛みは、心と体のつながりの不具合を教えてくれているのだなと気づき、
心と体のつながりを理解するためには、ヨガを行うことが役に立つことがわかりました(^▽^)/
中でも呼吸法は取り入れやすかったので、行ってみたところ
背中の痛みが軽減されて効果を感じられました。

今回は、とくに役に立った3つの呼吸法をかんたんにまとめてみましたが、
本には、他にも色々なヨガの実践方法が載っていますので、慢性疼痛にお困りの方は、ぜひ読んでみることをおすすめします。


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