本の紹介
50歳から 脳を整える
有田 秀穂
この本は、脳生理学者で医師の有田秀穂先生が、脳科学の立場から、「生き方のヒント」を教えてくれる本。無理せず遊んで脳を元気にすることをおすすめしていて、なんだか読むだけで元気をくれます。文庫本206ページで、字も大きく大変読みやすい本です。
本との出会い
以前に、作業療法の勉強会に参加した時、神経伝達物質の話でセロトニンやオキシトシンなどが登場し、その重要性を教えていただいたのですが、その際、講師の方がとても分かりやすい本ですよと紹介してくれた本で、それがきっかけで読んでみました。
この本の目次
- はじめに
- 第1章 なぜ脳は衰えるのか
- 第2章 あなたが知らない脳の仕組み
- 第3章 50歳からの男性脳と女性脳
- 第4章 50歳からのセロトニン的生活
- 第5章 脳を整えるセロトニン呼吸法
- 第6章 脳を整えるために、もっと遊ぼう
- 第7章 50歳からでも脳は無限に発達する
教えてもらったこと
著者がとにかくおすすめしているのは、
楽しいから遊ぶ。それでいいのです。「楽しくて夢中になれることをし、飽きたらやめる。疲れたらやめる」ということです。
p29.4~5行目
と、ストレスなく遊ぶことの大切さを訴えています。
で、さらにおすすめしているのは、「セロトニン的生活」です。
セロトニン的生活で大切な5つの習慣
① 太陽の光を浴びる
② 意識して呼吸する
③ リズム運動をする(ウォーキング、スクワットなど)
④ 正しい食習慣をする(トリプトファンを摂る)
⑤ グルーミングをする(要はスキンシップ)
を挙げています。
私は、ペットを飼っているのですが、天気が良ければ朝の散歩をしています。
なんか起きた時に気分が晴れていなくても、散歩から帰ると自然と今日も1日がんばるぞという気持ちが湧いていました。
これって、太陽の光浴びて、ウォーキングして、ペットとスキンシップしていたからなのか。と、何だかとても納得しました。
仕事で出会う利用者さんは抑うつ傾向にある方がとても多いのですが、
まぁ部屋が暗い方が多い…そして、カーテンを開けたがらないことが多いこと…涙。
でもセロトニンの話をするとちょっと興味を持ち、日に当たることを意識してくれるようになりました。
そんなわけで、この本の内容はとても役に立っています。
まとめ
50歳からといわず、セロトニンを活性すれば、抑うつから抜け出して幸せ度UP間違えなし!
セロトニン的生活は簡単だから、今日からでもすぐに取り入れられます。この本を読んで、一緒に元気になろう(^▽^)/
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