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ギバーの考えを精神科訪問看護に生かしてみよう!

読書感想

ギバーとは

アダム・グラントが「ギブ&テイク」の本で書いており、人を3つのタイプにわけた中の一つです。

3つのタイプとは

ギ バー ⇒与える人(人に惜しみなく与える人)

テイカー ⇒受けとる人(真っ先に自分の利益を優先させる人)

マッチャー⇒バランスをとる人(損得のバランスを考える人)

でもって、ギバーこそが成功すると唱えています。

読んだきっかけ

DaiGoさんが、ニコニコ動画で紹介していた本です。

私は中学生の時「情けは人のためならず」の意味を教えてもらったのですが、情けはめぐりめぐって自分に帰ってくるよと聞いた時、なぜかやけに納得し、何となく今日までそれを信じてきました。でも果たしてそれは本当なのか疑問もありました。この本はまさしく情けは人のためならずは、本当であるかが書いてある本ということで、気になって読んでみました。

本の紹介

GIVE&TAKE「与える人」こそ成長する時代

アダム・グラント著

楠木 建 監訳

この本の著者アダム・グラントは、世界No.1ビジネス・スクール「ペンシルベニア大学ウォートン校」で教鞭をとり、優秀な組織心理学の研究者だそうで、膨大な実証研究の蓄積に裏打ちされた骨太な理論を展開しています。

「情けは人のためならず」「プラスサム」「ウィン・ウィン」といわれる現象の背後にあるメカニズムについてわかりやすく書いてある本です。

この本の目次

  • PART1 あなたは、まだ「ギブ&テイク」で人生を決めているのか
  • PART2 「名刺ファイル」と「フェイスブック」を見直せ
  • PART3 チームの総力を活かせる人
  • PART4 荒野で“ダイヤモンド”を見つける法
  • PART5 「パワーレス」の時代がはじまった
  • PART6 「与える人」が気をつけなければならないこと
  • PART7 気づかいが報われる人、人に利用されるだけの人
  • PART8 人を動かし、夢をかなえる「ギブの輪」
  • PART9 「成功への道」を切り拓く人たち

勉強になったこと

大変参考になったのはPART6の「与える人」が気をつけなければならないこと-「成功するギバー」の、したたかな行動戦略p249~の章です。

この章で、ギバーが気をつけないといけない、燃え尽きが起きてしまうのは、どんな時かを教えてくれています。

ギバーが燃え尽きるのは、与えすぎたことよりも、与えたことでもたらされた影響を、前向きに認めてもらえていないことが原因

p264

ギバーは、与えることに時間とエネルギーを注ぎ込みすぎるせいで燃え尽きるのではない。困っている人をうまく助けてやれないときに、燃え尽きるのである。

p264

そして、燃え尽きそうなのを防ぐ方法も書いてありました。

周囲からのサポートを受けることこそ、燃え尽き防止の強力な特効薬

p277~p278

と、著者は自己犠牲タイプのギバーではなく、他者志向のギバーになろうと言っています。

精神科訪問看護に生かそう

私が、訪問看護でリハビリの仕事していて、利用者さんが調子を崩したり、中々状態が良くならなかったりした時、この仕事向いてないかもしれない、かえって私が訪問することで悪くなっているかもしれないなど、悪い考えが浮かびあがり、急に仕事が嫌になることがあります。

でもこの本を読んで、周囲からのサポートを受けることが特効薬と知って、同僚に愚痴を聞いてもらったり、カンファレンスで症例検討をしたりすることで、みんなからサポートしてもらえると、また元気が出てくるのはこういうわけだったのかと納得しました。

ただ、自分のやっているリハビリを全否定するようなアドバイスをされると本当に嫌な気持ちになるので、自分は、相手のアプローチ方法を前向きに認めた上で、さらに良い方法をアドバイスできるような人を目指したいと思いました。

まとめ

情けは人のためならずは本当だった!人に与えるのは大切。でも自己犠牲ではだめなので、他者志向のギバーになろう。燃え尽きる前に、一人で悩まず、同僚や上司に相談するのは大切。明日から、なんだか人に親切になっちゃうかも。そんな本です。


精神科訪問看護に役立つ本

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