きっかけ
おすすめの本を紹介している方（マコなり社長）のYouTubeを見て、この本を知りました。
「新しい経済のルールと生き方」というサブタイトルに惹かれ、読んでみたところ、世の中お金じゃないっていう方の話が、お金持ちだからそんなこと言っているのだろうなぁ。と半信半疑だったのが、たしかに本当かも…。と考えるようになり、とても面白かったためアウトプットしてみることにしました。
今回読んだ本
お金2.0
新しい経済のルールと生き方
株式会社メタップス 代表取締役社長
佐藤航陽
この本の内容（はじめにより）
著者は、お金のない家で育った経験から自分の人生に影響を与え続けてきた「お金」の正体を掴み、今よりも良い社会の仕組みを自分の手で実現しようと考えてきたそうです。
「お金や経済とは何なのか？」、その正体を多くの方に理解して欲しい、そして理解した上で使いこなし、目の前のお金の問題を解決して欲しいという目的でこの本を書いたとのこと。
そして、お金や経済を「ツール」として使いこなして自分のやりたいことを実現できる人が増えることを願っているそうです。
お金2.0とは
お金2.0の「2.0」というのは
Fintech2.0からとっているそうです。
Fintech2.0ってのは、
近代に作られた金融の枠組み自体を無視して、全くのゼロベースから再構築するタイプのものだそうです。
(・・?よくわからん…
例としては、ビットコインを挙げていました。
抜本的にこれまでの社会基盤を変えちゃうようなそんなことを2.0というようです(;^ω^)
といったわけで、お金2.0ってのは、
お金のあり方が変わっちゃうよ～という感じの意味と思いました。
世の中お金じゃないって話
本のｐ155にこんなことが書いてあります。
お金が価値を媒介する唯一の手段であったという「独占」が終わりつつあるということです。価値を保存・交換・測定する手段は私たちがいつも使っているお金である必要はなくなっています。
ｐ155
どうやら、価値が大切になっているようですね(+_+)
そして、ｐ163～はこんなことが書いてありました。
資本主義から「価値主義」へという章です。
ｐ163より
今後は、可視化された「資本」ではなく、お金などの資本に変換される前の「価値」を中心とした世界に変わっていくことが予想できます。
あらゆる「価値」を最大化しておけば、その価値をいつでもお金に変換することができますし、お金以外にものと交換することもできるようになります。お金は価値を資本主義経済の中で使える形に変換したものに過ぎず、価値を媒介する１つの選択肢に過ぎません。
ｐ165より
お金は「価値」ありきっていう話でしょうかねー(@_@)
なんか納得。
お金のためでなく「価値」を上げよう
この本を読んで、とっても勉強になったことは、
「自分の価値を高めておけば何とでもなる」世界が実現しつつある
という話でした。
著者は、ｐ232にこのように書いています。
ｐ232
あくまで重要なのは自分自身と向きあった上で、自分の情熱を発見し、自らの価値を大事に育てていくことだと私は思っています。
これを読んで、
自分の価値観さがしを定期的にしている私は、
これからの経済のあり方には合っていることをしていたんだ(^▽^)/
と嬉しくなりました(⌒∇⌒)
自分が情熱を注げることを探していけば、お金を追い求めなくても、自然とこれからの世の中ではお金に困らない人になれるのではないかと自信が持てるようになりました(o^―^o)
まとめ
私は、世の中お金じゃないって話をしている方を見た時、お金持ちだからそんなこと言ってるんだよー。お金がなくっちゃ何もはじまらんよ( ｀ー´)ノと思っていました。
でも、この本を読みこれからの経済は「資本主義」から「価値主義」になってきているという話を知って、あながちお金がすべてじゃないなぁと納得しました。
お金じゃ測れない、いわゆる「プライスレス」的なことが普通になってくるので、自分の価値を知って、価値を高めていくことが大切とのこと。
自分の価値観を知ることや、強みを探す作業はとても大事だと思いました(^▽^)/
私のように、お金が好きなので、世の中お金が全てじゃないっていう考え方がいまいちピンとこない方は、ぜひ読んでみることをおすすめします！
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