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セルフ・コンパッションで恥の感情と向きあってみた

読書感想

きっかけ

私は、ストレスに弱いので、色々な本を読んで、マインドフルネスをこころがけて生活しているのですが、時々過去の思い出に囚われて、テンションがダダ落ちすることがあります。

時折あらわれる、恥をかいた思い出や、悲しい思い出…。そのたびに、もやもやもや〜。

「いまここ」を大切にしたいのに。

そんな時、セルフ・コンパッションのワークブックに恥との向き合い方が書いてあったので、さっそく行ってみました。

参考文献の紹介

マインドフル・セルフ・コンパッション

ワークブック

自分を受け入れ、しなやかに生きるためのガイド

<著> クリスティン・ネフ、クリストファー・ガーマー

<監訳> 富田拓郎

<訳> 大宮総一郎、菊池 創、高橋 りや、井口萌娜

この本は、セルフ・コンパッションを強化するために作られた、最初のトレーニングプログラムとのこと。

ちなみに…

以前の記事にも書いたのですが、

おさらいです↓↓

「セルフ・コンパッション」とは、

大変な状況にある友達が、仮にもこの大変な状況を振り払ったり、うまくいかないと感じたり、あるいは辛い人生の課題に直面しているさなかであったとしても、その友達に接するように、自分に接することだそうです。

恥って何で感じるのだろう?

時々思い出される恥ずかしかった時の思い出…。

結構忘れられないですよぇ…。

恥って何なのか。本に書いてありました。

shameとは愛されたいという純粋な欲求、つまり愛情を受ける価値を持ちたい、居場所が欲しいという欲求から生まれるものです。

p131

は、自分が何か根本的に間違っていて受け入れられていない、愛されていないという感情です。恥が強烈な感情なのは、人間のまさに生存そのものが危機にさらされるように感じるからです。

p131

なるほど。愛されたいのかぁ(*_*; 恥って深いなぁ…。

なぜ、セルフ・コンパッションで恥と向き合うと良いの?

ずばり、セルフ・コンパッションは恥に対する最高の防御手段なんだそうです!

セルフ・コンパッションを用いると

優しさ、共通の人間性、マインドフルになるので、

複雑に入り組んだ恥はダイレクトに取り除かれるそうです。

でもって、

恥は誰にも話さないでいるとそのまま維持されるそうです(*_*;

そして恥のルーツとなる、ネガティブな中核信念も根強く残るそうで、このネガティブな中核信念を受け入れ、自分全体を認めると、自由の身となれるそうです(^▽^)/

恥と向き合うワークやってみた

この本には、

エクササイズインフォーマルな実践とが書いてあります。

ちなみにp133のエクササイズ

「ネガティブな中核信念に向き合う」ワーク

p136のインフォーマルな実践は、

「恥に向き合う」ワークが載っています。

※どちらのワークにも振り返りがあって、

バックドラフトのことが書いてありました!!

この本に書いてある、バックドラフトとは、古い痛みのことで、

これらのワークで、古傷の痛みや恐怖が出てくる可能性あるそうです。

バックドラフトについては、第8章に対処法など詳しく書かれています。

てなわけで、少し注意が必要です。

「恥に向き合う」エクササイズとは

恥の認知的要素、つまりネガティブな中核信念にラベルをつけて、身体のどこで恥を感じているのかを特定し、その経験にコンパッションを向けるエクササイズでした。

p136にやり方が書いてありますが、目を半分閉じて行うわりには、文章が多くて苦労しました(^^;

〜行なってみた感想

恥をこんなに具体的に味わったことがなかったので、意外な発見がありました。

それは、思っているより身体に感覚が湧くことです。

そして、恥をかいた時のことを思い出さないとならないので、嫌だなぁと思いましたが、乗り越えられそうな子供のころのエピソードを選んだので、大人になった自分が慰めてあげたような感覚があり、ちょっとほっとした自分がいました。

まとめ

時折あらわれる恥をかいたときの思い出…。そのたびに、もやもやしていました。

でもこれは、愛されたいという気持ちから湧いているとのこと。

恥の感情は、あって当たり前のもので、その根っこにはネガティブな中核信念があるそうです。

今回、ワークを行ってみて、セルフ・コンパッションの力で、恥の影響力が小さくなった感じが味わえました。

私のように恥をかいたときのことが反芻してしまう人は、ぜひ読んでみることをおすすめします!


セルフ・コンパッションで辛い気持ちとも向き合ってみました。

こちらの記事もどうぞ

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辛い感情からは逃げまわるより、少しだけ向き合った方がいいのだって!

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