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文章力は身を助ける!読者の椅子に座って書く力UPだ!

読書感想

今回読んだ本

20歳の自分にうけさせたい文章講義

古賀 史健

この本を読んだきっかけ

精神科訪問看護の勉強に、YouTubeのTOKINOチャンネルという番組をいつも見ているのですが、その講師の先生(進あすかさん)が勧めていたので、この本を知りました。

このところ、ブログを続けているけど、文章力が上がっている実感がなくなってきたので、文章力UPのヒントはないかと、読んでみることにしました。

著者紹介

古賀 史健(こが ふみたけ) ライター

1973年福岡県生まれ。バトンズ代表。出版社勤務を経て24歳でフリーに。30歳からは書籍のライティングを専門とする。以来、「ライターとは“翻訳者”である」「文章は“リズム”で決まる」を信念に、ビジネス書や教養書を中心に現在まで約100冊を担当。シリーズ世界累計500万部を突破した『嫌われる勇気』をはじめ、多数のヒット作を手掛ける。

この本の内容(はじめにより)

本書の目標は、「話せるのに書けない!」を解消することだそうです。

著者は、「話すこと」と「書くこと」は、まったく別の行為だと言っています。

 “書く技術”を身につけることは、“考える技術”を身に着けることにつながるとのこと。

そして、書く技術で、ものの見方・考え方も変わると言っています。

本には「話し言葉から書き言葉へ」のノウハウが詰まっていて、例などもたくさん交えて、文章の書き方を講義してくれています。

この本の目次

  • ガイダンス その気持ちを「翻訳」しよう
  • 第1講 文章は「リズム」で決まる
  • 第2講 構成は「眼」で考える
  • 第3講 読者の「椅子」に座る
  • 第4講 原稿に「ハサミ」を入れる

文章力の大切さ

この本のp51にこんなことが書いてありました。

きっとこれからますます「書く時代」「書かされる時代」になるだろう。メール、企画書、プレゼン資料、謝罪文、就活のエントリーシート、ブログ、SNS、そして今後生まれるだろう新しいコミュニケーションサービス。われわれが文章を書く機会は、この先増えることはあっても減ることはない。

そして、p52にこう書いてあります。

どこでどんな仕事に就こうと、文系であろうと理系であろうと、業種や職種に関係なく生涯にわたって身を助けてくれる武器、それが文章力なのだ。

たしかに〜(・_・D そう思います!

訪問リハビリの仕事も、書類はたくさんあるし、多職種・他事業者さんへのFAX等々。

文章力はあって損はない!!身に着けたいぞと思いました。

いい文章とは

さて、文章力を身に着けたいと思ってはみたものの、

自分の書いている文章は、そもそも悪い文章なのだろうか?いい文章なのだろうか?

てゆうか、いい文章って何?

そのことについてp268に書いてありました。

いったい「いい文章」とは、どんな文章を指すのか?

ぼくの答えはシンプルだ。「いい文章」とは「読者の心を動かし、その行動までも動かすような文章」のことである。

なるほど〜。相手の心を変え、行動まで変えちゃうような文章ですかー( ゚Д゚)

難しそうですねぇ( ;∀;)私にそんな文才があったらなぁ…と思っていたら。

著者はこんなことを言ってくれていました。

「いい文章を書くのに文才などまったく必要ない」と。

必要なのは“翻訳”の意識と技術だそうです。

この“翻訳”っていうのは…

頭のなかにある「ぐるぐる」を伝わる言葉にすることだそうです。

「ぐるぐる」は著者が名付けたそうで、

自分がなにを思い、どう思っているのか、自分でもよくわからない。言葉にできない

“感じ”だそうです。

「ぐるぐる」が翻訳できれば、文章力UPできるのか~((+_+))

どうすればいいんだろうか…。

大切なのは読者の「椅子」に座ること

相手を変えちゃうぐらいの文章を書きたい!

自分の頭の中の「ぐるぐる」を翻訳したい!

と、読み進めていくと…

本には、たくさん方法が詰まっていました。

ですが、自分にとって大切だと思ったのは

読者の「椅子」に座るの章p156~にありました!

著者は、読者をイメージするだけでなく、

読者の「椅子」に座ることが大切だと言っています。

ちなみに、その「椅子」に座れる読者は、2人だけとのこと。

➀10年前の自分

②特定の“あの人”

どーいうこと(・・?

と思いましたが、良く読んでみたらわかりました!

不特定多数の読者に書くような「八方美人はダメ!」ってこと。みんなに好かれようとし過ぎて、主張のないふんわりとした文章は伝わらないゾってことでした。

この章の話はどれも私にズバズバささり、

今回、このブログ記事は、10年前の自分にこの話を聞かせてあげようという気持ちで書くことにしました。

うまく書けているかな…。練習あるのみですね。

まとめ

書く力は考える力であり、身に着けて損のないもの。

いい文章とは、読者の心を動かし、その行動までも動かすような文章で、

実際に、この本を読んだ私は、10年前の自分に伝えようと意識してブログを書いてみるきっかけとなりました。

いつのまにやら、本の文章に心を動かされ、行動していたのです。

といったわけで、著者の文章力に納得。説得力あるわぁと思いました。

いい文章を書くにはどうしたら良いのか知りたい方は、ぜひ読んでみることをおすすめします!

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