今回参考にした本
マインドフル・セルフ・コンパッションワークブック
自分を受け入れ、しなやかに生きるためのガイド
<著>クリスティン・ネフ、クリストファー・ガーマー
<監訳>富田拓郎
<訳>大宮宗一郎、菊池 創、高橋りや、井口萌娜
このワークを行ったきっかけ
よわよわメンタルな私。辛いことが起きると落ち込み、身体にも不調が出がち…。
でもって、落ち込んでばかりじゃいかん!と気分転換して忘れようとしても、ふとした時に思い出して、ズーン⤵⤵と気分の落ち込みが出たりします。
こりゃ、忘れようとするのがいけないのかもと思っていたところ、この本のワークに「辛い感情と向き合う」というものがあって、これはさっそくやってみようと思いました!
参考文献の紹介
今回行ったワークが載っているこの本は、
マインドフル・セルフ・コンパッションの本です。
この本は、セルフ・コンパッションを強化するために作られた、最初のトレーニングプログラムとのことです。
ちなみに、セルフ・コンパッションとは、大変な状況にある友達が、仮にもこの大変な状況を振り払ったり、うまくいかないと感じたり、あるいは辛い人生の課題に直面しているさなかであったとしても、その友達に接するように、自分に接することだそうです。
なぜ、辛い感情に向き合うのか?
ずばり、癒しを得るためだそうです。本にこう書いてありました。
辛い感情が癒えるには、感情と向き合い共存する必要があります。
ちなみに、辛い感情に真っ向から向き合わなければならないわけではなく、
「少しだけ」で良いそうで、
不快感を経験すると、セルフ・コンパッションを育めて、さらに、その感情に少しずつ近づくのにも、セルフ・コンパッションの技術が使えるそうです。
セルフ・コンパッションおそるべしΣ(・ω・ノ)ノ!
辛い感情に向き合うには
辛い感情に向き合うとき、5つの段階があるそうで、この段階を経て、感情の抵抗が解放されていくそうです。
辛い感情を受容する5つの段階
(p124)
- 抵抗する:生じる感情と戦う-「どっか行け!」
- 探索する:不快感に好奇心をもって向き合う-「私は何を感じているのか?」
- 耐える:この感情に安全に耐え、現状を保つ-「好きではないけど、我慢できる」
- 許す:気持ちが来ては去ることを許す-「大丈夫。この気持ちのためにスペースを作ろう」
- 親しくなる:辛い感情を経験したことの価値を見出す-「この経験から学べることは何か?」
でもって、実際に向き合う方法として、本に書いてあったのは下記の方法でした。
辛い感情に向き合う際に役立つ3つの方法
- ➀感情にラベルをつける
- ②身体にある感情に気づく
- ③和らぎ、なだめ、許す
※➀、②はマインドフルネス、③はコンパッション
実際に辛い感情に向き合ってみた!
p127~詳しく実践方法が書いてあります。
私は、昨日まで生理痛で寝込んでいて、辛いなあと思ったので、それを課題にしてみました。
まず、感情にラベルを付けると…
・不安(毎月これを味わうのか…、癌化したりしないか…、手術の必要があるか…)
・悔しい(何で私ばっかり…)・悲しみ(やりたいことができない…)
次に、身体の中の感情に気づく
腸がぐるぐる鳴ってるぞ…
なんか胃に不快感があるぞ…
一番はどこかなぁ…みぞおちかな。
最後に、和らぎ、なだめ、許す
みぞおちに手をおいて
セルフ・コンパッションを実践する(自分に優しい声かけ)
不快感があることを許す。和らぎ、なだめ、許す、のサイクルを繰り返してみる。
再度、身体全体に注意を向けてあるがままの自分でいる。
まとめ
このワークを行ってみて驚いたことは、
身体の不調が和らいだことです。
でもって、私に足りなかったことは、不快感があることを許すことだったことに気づけました。
不調=良くないという気持ちから、気のせいだよと自分に言い聞かせて、騙しだまし頑張っていたように思いました。
他の課題でも行ってみたところ、あまり時間をかけずにできて、慣れると使いやすい技術だと思いました。
辛い感情を、自分で癒せるってスゴイことだと感動しました(^▽^)/
私のように辛い感情を何となく避けてしまって、かえって辛くなっている方は、ぜひこの本のワークを行ってみると良いと思います。
他にもこのワークブック実践してみました。
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