きっかけ
最近、精神科特化型の訪問看護に転職したのですが、オリエンテーション際に本を頂きました。
読んでみたら、日ごろちょっと気になっていたことや、ストレスになっていたことの解決のヒントが書いてありとても為になったので、アウトプットしてみることにしました。
今回読んだ本
精神科訪問看護のいろは
「よき隣人」から「仲間」へ
横山恵子・藤田茂治・安保寛明 編
埼玉県精神科アウトリーチ研究会協力
この本の内容
精神科経験はないが精神科訪問看護を行っている方に届けるため、とっつきやすく、ためになるような本をと書いてくれたそうです。
従来行ってきた保護的・管理的なかかわりではなく、精神科訪問看護における新たな視点である「よき隣人」「仲間」としての訪問看護についてを、10のシチュエーションを通じて紹介されています。
ベテランの精神科訪問看護師の経験的な知識と技術が、ユーモラスで楽しく紹介され、悩み解決のヒントがつまったとても読みやすい本です。
私だけではなかった精神科訪問看護での悩み
この本でタロウさんという看護師さんが
相談していた内容が、
私も同じことを思った悩みでした。(p154~)
相談内容をざっくり紹介すると…
近所のスーパーで買い物してたら、利用者さんに会ったという話。
その時、とっさに「見つからないようにしなきゃ」と隠れたとのこと。
そんな自分に、地域ケアは向いてないかもと思ったそうです。
どこまでいっても、「患者さん」ととらえているんだなという話。
これを読んで、
この悩みって自分だけじゃなかったのか(+_+)
わかるわかるー。と読んだだけで元気が出ました。
自分の住んでいる地域で訪問看護していると、
時々利用者さんに会います。
そんな時、私も隠れれたり、
しゃべりかけられるとちょっと微妙な気持ちになったり(・_・;)
そんな自分にモヤモヤしていました。
本を読んで、
「患者さん」「利用者さん」と差別している自分がいるのでは
と自分を責めていることに気づけました。
でも、利用者さんを「病者」ととらえず、元気そうだ。外出できてるじゃん。
と、地域で暮らせている強みに目を向けて、そっと見守る。
病者の部分を知っていたって、両方見れればそれで良いんだなぁと感じました。
まとめ
この本は、精神科経験はないが精神科訪問看護を行っている方におすすめの本。
ベテランの精神科訪問看護師の経験的な知識と技術が、
10のシチュエーションを通じて紹介されています。
悩みを相談する会話形式で、事例が載っていて、
解決のヒントがつまったとても読みやすい本でした。
自分だけが悩んでいたことじゃなかったのか!!
って知れると楽になるので、
ぜひ精神科訪問看護で働いていて、ストレスや悩みのある方は
悩みが軽くなったり、解決のヒントがあると思うので
読んでみることをおすすめします(⌒∇⌒)
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ありがたや~。精神科訪問看護のおたすけ本!
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