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マインドフルネスを知りたければカバットジン博士の本がGood(^O^)

読書感想

本の紹介

4枚組のCDで実践する

マインドフルネス瞑想ガイド

J.カバットジン 著

春木 豊・菅村玄二 編訳

この本は、西洋医学にマインドフルネス瞑想の効用を導入した先駆者、ジョン・カバットジン博士の本で、家庭で練習できるように4枚のCDがついたとても実践的な本です。

CD付きなので、少し高価ですが、本のレイアウトも美しく、内容が完結にまとまっていて、文字・ページ数が少ないのに内容が濃くてわかりやすい本です。

この本の目次

  • 序文
  • ジョン・カバットジン博士からの言葉
  • マインドフルネス瞑想の実践CDの使い方
  • マインドフルネス瞑想を実践する心構え
  • ジョン・カバットジン博士の人となりとマインドフルネスストレス低減法
  • マインドフルネスとは?-意味と効果とそのメカニズム
  • マインドフル・ヨーガ -ポーズについて
  • あとがき

カバットジン博士

ジョン・カバットジン博士はマサチューセッツ工科大学大学院博士課程の出身で、1969年にノーベル生理学・医学賞を受賞したサルヴァドール・ルリアのもとで分子生物学の学位を取得している方です。

1966年頃から瞑想を行っていたそうですが、1979年にヴィッパサナー瞑想の研修をしていたら、10秒間ぐらいの幻覚を体験したそうで、これを機にこれまで学んできたヨガや瞑想を西洋の人に広めるのは価値あることだと確信し、マインドフルネスストレス低減法を開発し広めました。

マインドフルネスとは

この本に、マインドフルネスの意味p40が書いてあります。

原始仏教の経典で使われるパーリ語の《サティ》を訳す際に当てられたのが、マインドフルネス“mindfulness”だったとのこと。

本にはこう書いてあります。

《サティ》は、漢語では「念」や「憶念」と訳され、「心をとどめておくこと」や「心にとどめおかせるはたらきとしての注意力」という意味とされるので、英語の“mindfulness”の含意と近いと言えます。

p42.17行目~

マインドフルネスとは「正念」そのものではなく、「最小限のありのままの注意」(bare attention)であり、なんら神秘的ではない

p43.11行目~

私には、この最小限のありのままの注意というこの言葉がとてもしっくりきて、わかりやすかったです。

参考になったところ

この本でとても役にたったのは、マインドフルネス瞑想を実践する心構えp9です。

基礎となる7つの心構え

  • ① 評価も判断もしないこと
  • ② じっと我慢すること
  • ③ 初心を忘れないこと
  • ④ 信頼すること
  • ⑤ 頑張らないこと
  • ⑥ 受け容れること
  • ⑦ 手放すこと

私は、⑤の“頑張らない”ことが意外と難しいと感じました。上達したり、うまくなろうとする気持ちがあり、“頑張らない”というのは、この向上心を持つことと、逆のことだからです。私はこの本を読んで、瞑想を上達したいと思っていることに気づくことができました。

まとめ

この本はマインドフルネス瞑想について科学的な裏付けがたくさん書いてあり、

ページ数は少ないのですが、瞑想を行う大切さに納得できる本です。

CD4枚がついているので、すぐにマインドフルネス瞑想を実践できて、おすすめです。


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