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ヨガは何で健康に良いのだろう?人にもおすすめできるようになりたいぞぉ。

読書感想

きっかけ

私は毎日10〜20分程度ですが、ヨガを行っています。

休職中や妊活中には、「健康に良さそうだなぁ。」と、近所のヨガ教室にも通っていました。

結果、実際に元気になりました。ストレスにも強くなった気がするし、身体も疲れにくくなった気がします。

「これはいいぞぉ」と思い、4年以上は続けているのですが、

ふと、何で健康に良いのだろう?自律神経が整うからかなぁ?と気になったので、この本を読んでみました。

今回読んだ本

SCIENCE of YOGA

(サイエンス・オブ・ヨガ)

アン・スワンソン著

高尾美穂 監修

本の内容(はじめにより)

著者が、大学時代、精神的に参った時期にヨガを習い、まるで魔法にかかったように自分が変わってしまったことをきっかけに、ヨガに関わる仕事が最も重要な仕事だと確信したそうです。

ワークショップに参加し、研究論文を読み、理学博士号を取得すべくヨガ・セラピーについて学ぶ傍ら、新しく学んだ情報や図表、スケッチ、物語をノートにメモし続けたとのこと。

この本は、そんな著者がもっとも興味深いと思った事柄をまとめたものだそうです。

著者・監修者紹介

著者 アン・スワンソン

理学修士、国際ヨガセラピスト協会認定セラピスト、公認マッサージセラピスト。心身科学の教育にも携わる。ヨガの伝統的精神を尊重しつつ、最新の科学研究を独自の方法で実践的にヨガに応用している。

監修者 高尾 美穂(たかおみほ)

産婦人科専門医・医学博士・日本スポーツ協会公認スポーツドクター。東京慈恵会医科大学大学院終了後、慈恵医大病院 産婦人科勤務を経て現在イーク表参道副院長を務める。大学病院で学び実践してきた西洋医学のエビデンスをベースに、ヨガ、抗加齢医学、漢方をはじめとした東洋医学、栄養学、スポーツ医学を総合的多角的に用い、女性がよりよく歳を重ねていけるよう様々な角度からサポ―トすることをライフワークとしている。

この本の目次(CONTENS)

  • 人体解剖学
  • アーサナ
  • Q&A
  • 注意事項
  • 用語集
  • 索引
  • 引用文献

ヨガは何で健康に良いの?

私のように疑問を持つ人は多いそうで、この本にはp176~にQ&Aが載っています。

ヨガの効果やおすすめポイントなどがつまっていたので、

私の気になった⑩こを挙げてみました。


➀(p177~)

ヨガは身体の柔軟性を高めることが広く証明されています。

したがって、身体がかたい人には、ヨガをおすすめします。

※ちなみに、柔軟性は大事ですが、自分の身体を理解、限界を知っておくことも、怪我の予防と関節の保護につながるそうです!

②(p179~)

ヨガは慢性の腰背部痛を安全かつ効果的に軽減することが報告されています。

※ただし、特定の症状をもつ人には、アジャストメントが必要なアーサナ(ヨガのポーズ)や、避けるべきアーサナがあります。腰背部に問題がある人は、ブロックや椅子の座面に手を乗せるなど、配慮すればアーサナの効果を得ることができるそうです。

③(p180~)

子どもを「全人格的存在」としてとらえるヨガのアプローチは、社会性と情緒力の発達に役立ちます。

④(p182~)

「平静さ」というヨガの概念は、変化や困難にしなやかに対処することを教えてくれます。

⑤(p186~)

シャヴァーサナは副交感神経を活性化し、絶大なリラックス効果をもたらします。

※シャヴァーサナとは仰向けになって脚と腕を対称的にゆったり伸ばし、手のひらを上に向けておくポーズです。

⑥(p189~)

心と体、体と心のつながりが強化されると、自己調節能力とレジリエンスが高まるのです。

※ヨガを習慣にすると、自分の思考や感情を観察できるようになり、心と体のつながりが強まって、ストレス要因に対する感情反応の調節がうまくなるそうです。

⑦(p191~)

ヨガを実践していると、絶え間ない変化を偏った判断をせずにありのままに観察できるようになり、ものごとに振り回されなくなります。

⑧(p192~)

ヨガは、役に立たなくなった思考や感情のパターンを断ち切るためのツールです。

※身体的修練は、身体に閉じ込められた緊張を解き放つので、トラウマ記憶を再現させずに処理する方法として有効であると考えられているそうです。

⑨(p195~)

リラックスを促すようなアーサナ、瞑想やプラーナヤーマ(呼吸法)は、痛みの反応の調節に役立つことがわかっています。

※20分間のマインドフルネス・レッスン4回で、痛みの不快度が57%も低減するそうです。

⑩(p196~)

ヨガによって生活習慣と思考パターン(マインドセット)が変わると、クライアントは、病気中心の視点を離れ、人間として、いかによく生きるかということに目を向けるようになります。


こんなにあるのかーいΣ(・ω・ノ)ノ!私が気になったものだけでこれだけありました!

でもって、この本には、ヨガの注意点(心がまえ)なども載っているので、人におすすめする時には、それらも説明できると思います!

まとめ

この本は、ヨガの効果に興味を持った著者の、時間をかけて研究し学んだ内容がつまっています。

ヨガの効果だけでなく、それぞれのポーズについても細かく解説され、カラーの図解も付いています。

利用者さんとヨガをする機会が増えたので、怪我が怖いと思っていたので、注意点も書いてあるこの本はとてもありがたいです。

とても見やすく、ためになるので、ヨガについて知りたいと思った方はぜひ読んでみることをおすすめします!


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