きっかけ
私は、仕事でちょっとミスをすると必要以上にへこむ所があります( ;∀;)
さらに、いつまでも悩むなよと自分で追い打ちをかけ、もっと凹む( ;∀;)
行き過ぎた反省をするタイプです。
そんな私ですが、
セルフ・コンパッションというものに出会い、とっても人生が楽になりました(^▽^)/
今回ワークブックに載っていた、良いところを認めるワークがとても役に立ったので、記事にすることにしました。
ワークブック(参考文献)の紹介
マインドフル・セルフ・コンパッション
ワークブック
自分を受け入れ、しなやかに生きるためのガイド
<著> クリスティン・ネフ、クリストファー・ガーマー
<監訳> 富田拓郎
<訳> 大宮総一郎、菊池 創、高橋 りや、井口萌娜
この本は、セルフ・コンパッションを強化するために作られた、最初のトレーニングプログラムとのこと。
ちなみに…
以前の記事にも書いたのですが、
おさらいです↓↓
「セルフ・コンパッション」とは、
大変な状況にある友達が、仮にもこの大変な状況を振り払ったり、うまくいかないと感じたり、あるいは辛い人生の課題に直面しているさなかであったとしても、その友達に接するように、自分に接することだそうです。
“自分の良さを認める”メリット
メリットの話の前に…
まず、知っておきたい言葉があります。
それは、
ネガティビティ・バイアスという言葉。
本にはこう書いてありました。↓↓
脳はあたかも「悪い経験はマジックテープでつなぎとめ、良い経験は表面を人工的に加工して覆う」ようなものです。
p172
(・・? なんかよくわからんですね。
さらに読んでいくと…
人間がネガティビティ・バイアスを持っているのは、~中略~
p172
休養して気楽に過ごしていた祖先よりもうまく生き残ることができたからだ、とされています。
そのように心配するのは、身の危険が迫っているときには進化の上で適切なことでした。
と書いてありました。
どうやら、人間がうまく生き残るために
ネガティブな体験のことは、良く覚えておくようにできているみたいですね(+_+)
現代社会にみられる危険のほとんどは自己のとらえ方であり、
ネガティビティ・バイアスが現実を歪めているため、
セルフコンパッションでネガティビティ・バイアスを修正するのが良いのだそうです。
というわけで、
ネガティビティ・バイアスがあって
ネガティブ面に注目してしまうので、
自分の良いとこを認めるのは案外と難しいのだそうです( ゚Д゚)
さて、ここからが本題!
自分の良さを認めるメリットは!!
誰にだって良い面と悪い面があるので、
自分を偏りなく知ることで、さらに他人と接するために必要な
感情面のレジリエンスや自信も身につくそうです(^▽^)/
ちなみに…
自分の良さを認める上で重要なのは、
知恵と感謝!
自分の良さとは自分だけのものではない!
自分を尊敬するとは、周りの人のことも尊敬することでもあるそうです!
ネガティブに偏らないよう積極的に良い面を認めるわけですね(⌒∇⌒)
自分の良さを認めるワークをやってみた
ワークブック(参考文献)には、
エクササイズとして
〇自分の良いところをどう感じるか?
というワークと
〇自分の良さを認める
という2つのワークが書いてありました。
私は両方やってみましたが、
今回は、
〇自分の良さを認めるワーク
簡単にまとめてみました。
まずは深呼吸・目を閉じて、身体の中心を感じる。
胸など落ち着く場所を触り(スージングタッチ)、自分への優しさを感じるサインにする。
・自分の良さを3~5つ考えてみる。(時間をかけて正確に)
・出たポジティブなことを一つ一つ考え、心の中でうなずく
・自分の良いところを考えるイヤな感じにも注意して距離を取る
次に
・自分の良いところを伸ばすことを助けてくれた人を書き出す。
・感謝の念を送り、認める。
・自分に対しての良い気持ちを味わい、浸る。
こんな感じのワークでした!
ワークを行ってみた感想は…。
自分の良いところを認めると、
感謝の気持ちが沸いてくることにびっくりΣ(・□・;)
良いところを認めると、自分に甘くて成長できないと不安がありましたが、
ワークを行ってみると…
こういう良いところがあるのは母のおかげだったんだ( ゚Д゚)
私の良いところを褒めてくれた人のおかげで気づけたんだ( ゚Д゚)
などなど、思い浮かんで
ありがたい気持ちで「じ~ん」としてしまいました( ;∀;)
まとめ
人から褒められた時、「いやいや私なんて全然だめです」と気恥ずかしい気持ちになったり、素直に受け止められずやけに謙遜してしまうことがあります。
このように「私なんて…」といった気持ちが生まれるのは、ネガティビティ・バイアスが働いているかもしれません。
人には良い面と悪い面があるわけで、
ネガティブに偏りやすい人間は、良い面にも目を向ける作業はとても理にかなった行動とのこと。
ネガティビティ・バイアスを減らし、自分の良い面を認めるには、セルフコンパッションが役に立つそうです。
ワークブック(参考文献)の“自分の良さを認める”ワークを実際に行ってみたところ、
自分の良さを認めると周りの人や環境に対して、感謝の気持ちが生まれることに驚きました。
また、自分が行き過ぎた反省をするのは、ネガティビティ・バイアスが働いていて、自分の良い面にも目を向けていなかったからだとも感じました。
良い面ばかり見たら成長がないのではないかと思い込んでいた…( ;∀;)
そんなことはなくて、
良い面と悪い面は両方あることに気づくことが大切だったのですね(⌒∇⌒)
心がとっても楽になりました(^▽^)/
私のように、反省しすぎて凹みまくってしまう方はぜひ読んでみることをおすすめします!
セルフ・コンパッションのワーク色々ためしてます。
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