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人を許すと自分も楽だぞ。セルフ・コンパッションで自分を癒そう!

読書感想

きっかけ

前回、同じワークブックで、怒りの感情と向き合う練習をしたところ、かなり楽になった感じがありました。
さらに、怒りの感情が起きた相手に対し、許すことができたらもっと楽なのではないかと思い、今回はセルフ・コンパッションと許しというワークをやってみることにしました!

ちなみに前回行った、怒りと向き合うワークは、
こちらの記事です。

  ↓↓
怒りの感情は悪くないゾ、セルフ・コンパッションで怒りと向き合おう

参考文献

マインドフル・セルフ・コンパッションワークブック
自分を受け入れ、しなやかに生きるためのガイド
<著>クリスティン・ネフ、クリストファー・ガーマー
<監訳>富田拓郎
<訳>大宮宗一郎、菊地 創、高橋りや、井口萌娜

セルフ・コンパッションとは
参考文献の第一章に書いてあります。
セルフ・コンパッションとは、大変な状況にある友達が、仮にもこの大変な状況を振り払ったり、うまくいかないと感じたり、あるいは辛い人生の課題に直面しているさなかであったとしても、その友達に接するように、自分に接することです。
p9より

ちなみに、
セルフ・コンパッションを用いると、自分自身を敵から味方にすることができるそうです!

許しとは

p164にこのように書いてあります。

許しとは私たちを傷つけた人への怒りを手放すことを意味します。しかし、手放す前に悲嘆することGrievingを伴います。
許しを実践する上での重要なポイントは、他者を許すには自分の経験した傷に対してオープンに向き合うことです。

うーん(゜-゜)
ちょっと難しいけど、許しも怒りと向き合うことに似ているようですねぇ。

また、こんなことも書いてありました。

許しとは、他者や自分の起こした苦しみに正直に向き合えるかどうかにかかっています。

どうやら、
怒りや、苦しみと向き合うと許せるようになるようですね…(・_・D

許しの5つのステップ

許しには5つのステップがあるそうで、
p165に書いてありました。
自分なりに一言にしてみました

  • 1.苦しみにオープンになる ⇒ 苦痛とともにある
  • 2.セルフ・コンパッションを実践する ⇒ 思いやりで心をとかす
  • 3.賢明になる ⇒ 相互的な原因と状況の結果と認識していく
  • 4.許そうとしてみる ⇒ 痛みの原因を作った他者(自分)を許せますように
  • 5.守る責任を果たす ⇒ 傷つきをなるべく避けるようにする

人を許すワークをやってみたら、自分が癒やされた件

行ったワークは、
第21章のセルフ・コンパッションと許し(p164)
という章のワークです。

2つのエクササイズが載っていました。
ひとつは、他者を許すというワーク。
もうひとつは、自分を許すというワークです。

今回は、他者を許すワークを試してみました(^▽^)/

ワークの内容(簡単にまとめてみた)

・目を閉じ、深呼吸。姿勢を整え、胸などの安心できる場所に手を置く。
・自分を傷つけた人で、許す準備のできている人をひとり思い浮かべる。
・傷ついた出来事をひとつ、詳しく思い出す。(3/10くらいの出来事にしておく)

※許せそうな人や出来事を選ぶこと
※不快感が強すぎたら今度にしてみる
上記にはまる、取り組みたい出来事を紙に書いてみます。

ここから、その出来事に向き合っていきます


・悲しみにオープンになる
*出来事を思い出して、身体で感じてみる
*痛みに触れれば十分

・セルフ・コンパッションを実践する
*大切な友達に話すように苦しみを認める
*自分へコンパッションを与え続ける
*「この人を許す準備はできていますか?」と自分に問いかける

・賢明になる
*ひどい行動の理由を理解できるか考える

・許そうとしてみる
*許すことが正しいと感じられたら、許しを与え始める。
「意図的であったとしてもそうでなくても、あなたがやって私の苦しみとなったことを、徐々に許すことができますように」(2、3回やってみる)

・守る責任を果たす
*もうこのように傷つけられないように決意し、できる限り自分を守っていくのだと約束する。

こんな感じのワークです。
ワークブックには、もっと例が載っているのでわかりやすかったです。
行ってみた感想は、最初に傷ついたことを詳しく思い出すのがちょっと嫌だけど、不思議と終わるころには楽になっていました。
で、私は守る責任を果たすってところがとても良かったです。
もう傷つけられないように決意するということは、普段考えない部分でした。
行ってみて良かったです(^▽^)/

まとめ

今回は、セルフコンパッションと許しという章の
他者を許すというワークを試してみました。
許しは、傷ついた自分の悲しみや苦しみなどに向き合う必要があるそうです。
ワークは、自分が許せそうな出来事を書いて
5つのステップで許しを目指していきます。
私がこのワークをやってみて良かったと思ったのは、
守る責任を果たす
という所でした。
また、同じようなことで傷つけられないように決意し、自分を守っていく。
普段、考えたことがなかったので、とても良かったです。
このワークをやってみたらとっても心が楽になって、癒された気がしました。

私のように、人を許して自分も楽になりたいなと思う方はぜひこのワークを行ってみると良いかと思います(^▽^)/

他にもセルフ・コンパッションのワーク試してます
こちらの記事もどうぞ
  ↓↓

人と親密になりたければ、セルフ・コンパッションで自分と親密になってみよう!

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