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セロトニン的幸福は大切だって!こんな主治医に出会いたかったぞ

読書感想

きっかけ

私は作業療法士の勉強会でセロトニンの話を聞き、日光に当たる大切さ、ウォーキングがうつ病などになぜ良いのか科学的根拠を知って、自分も気を付けていて元気に過ごせています。


私はその昔、介護や不妊治療のストレスでうつ状態となり精神科受診をしていました。

当時の主治医からは、薬物治療の他に、行った方が良いことなどは教えてもらうことなく、ましては「脳内物質」の話が出たりすることはありませんでした。
今回紹介する本を読んで、こういった話を教えてくれる先生に会えたら、もっと早くに精神科通院を卒業できたのではないかと思ったので、記事に書くことにしました。

今回読んだ本

最新科学から最高の人生をつくる方法
THE THREE HAPPINESS
精神科医が見つけた3つの幸福

樺沢紫苑

この本の内容

本書は「幸福論」を書いたものではないとのこと。
精神科医として、脳科学者として、幸せとは真逆な状態であるメンタル患者さんの「苦しみ」を通して、試行錯誤した著者が、
「幸せに生きる」ための答えを集大成としてまとめてくれた本とのことです。
「幸せになるための実践的なガイドブック」、「最もわかりやすい幸せの本」で、幸せな日本人が1人でも多く増えることを願って書かれたそうです。

こんな主治医に出会いたかった(著者紹介)

著者は精神科医で作家の樺沢紫苑(かばさわ・しおん)先生。
著者はアメリカ、シカゴに留学した際に、アメリカ人のライフスタイルを見て「3つの幸福」理論を発見したそうです。


留学で得た最大の“気づき”は以下のもので
まず「自分」を大切にし、
そして「家族」を大切にし、
そのうえで仕事を頑張るというもの。

この「幸せになる生き方」を広めたい!ということで、
「情報発信によるメンタル疾患の予防」をビジョンとして、現在YouTube27万人フォロワーを中心に、Facebook、メルマガなどで累計50万人以上のフォロワーに毎日情報発信をされています。
病気にならない生き方、生活習慣。楽しく生きる方法、人生を楽しむ方法をわかりやすく教えてくれる先生です(⌒∇⌒)

セロトニン的幸福は大切!

幸せに生きるためには
「セロトニン→オキシトシン→ドーパミン」の順番につみあげていく必要があるとのことです!

でもって、
「基礎」がしっかりしていないとダメで、
幸せの基礎には
セロトニン・オキシトシン的幸福があり、
まずは心と体の健康(セロトニン的幸福)が一番の土台になるそうです!

といったわけで、セロトニン的幸福は大切ですねぇー(/・ω・)/

セロトニン的幸福とは?

本のp41にセロトニン的幸福とは?という、
わかりやすい図が書いてありました!

ひと言で言うと…
「心と身体の健康」だそうです!

イメージは以下のとおり

  • 体調がいい、気持ちがいい、清々しい、爽やか
  • リラックスできる、癒される、ホッする、のんびりする
  • 集中力が高い、平常心、研ぎ澄まされる
  • (運動して)爽やか気持ちがいい
  • (自然の中にいて)爽やか気持ちがいい
  • 健康である、病気じゃない

例だと、
朝散歩して「ああ、青空がきれい。実に爽やか!気分が晴れ晴れする。気持ちいい!」といった感覚がセロトニンが出ている状態だそうです(^▽^)/

逆にセロトニン的幸福が失われた状態は、
「病気、調子が悪い」状態だそうです。

セロトニン的幸福を手に入れる方法

これはp102第4章に書いてありました。

セロトニンを分泌させる方法は
「朝日を浴びる」(午前中、できれば起きてから1時間以内)
「リズム運動」(リズミックな運動、ウォーキングやラジオ体操など)
「咀嚼」
があるそうです。

といったわけで、著者は朝散歩が最強だと教えてくれています。
「朝散歩」は、起床後1時間以内に、15~30分程度の散歩を行う
というものだそうです。

著者は、セロトニン的幸福を手に入れる方法として、

他にも具体的に取り入れると良いことを7つ書いてくれています!!

  • 心と身体を整える(睡眠、運動、朝散歩)
  • 3行ポジティブ日記(ポジティブな気づきを強化する)
  • マインドフルネス朝散歩(清々しさなどに気づき味わう)
  • 緩急をつける(マラソンで例えると、緩急つけてマイペースで走り続けること)
  • 起床瞑想(朝の健康チェック)
  • プチ幸福アウトプット(幸福を感じたら書く、言う)
  • 自然の中で過ごす

まとめ

この本は、幸せに生きるために実際に行うことが書いてある実践的でわかりやすい本です。
でもって、
幸福には優先順位があるとのこと。
①セロトニン的幸福

➁オキシトシン的幸福

③ドーパミン的幸福の順番。
この順番を守ることが大切で、
特に①と➁は基礎なのだそうです。

一番の土台となるセロトニン的幸福は、
ひと言でいうと「心と身体の健康」
これをないがしろにしては、幸福になれないそうです。
あたりまえじゃん!と思いますが、
意外とできていなかったり、見失うことがある!

精神科訪問看護で担当する利用者さんも、
①の土台が崩れている方が多いと思いました。
何を隠そう、私も同じ(-_-;)

この本を読んで実践すれば、再びメンタルを病むことはないと感じました。私はセロトニン的幸福の習慣はだいぶついてきたので、これからはオキシトシン的幸福の積み上げも実践していこうと思います!

メンタルヘルス対策に、何をするか順序や方法に迷ったら、ぜひ読んでみることをおすすめします!


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