今回読んだ本
超すぐやる!
「仕事の処理速度」を挙げる“科学的な”方法
作業療法士 菅原 洋平
この本を読んだきっかけ
本屋をぷらぷらしていたら、作業療法士さんが書いた本があるぞ!と、なんだか嬉しくなり、読んでみたくなりました。(私も作業療法士なので…)
さらに、すぐやる!と大きな文字がとても目立って、やらないといけないことをギリギリに始めるくせを、治せたらいいなぁと思い、読んでみました。
この本の目次
- はじめに
- 序章 本書で鍛えるべき「ワーキングメモリ」とは
- 1章 効率のよいマルチタスクとは?
- 2章 時間管理スキルを上げる
- 3章 「見落とし」を徹底的に防ぐには?
- 4章 忙しい人のための効率のよい学習法
- 5章 継続力を高め、飽きっぽさを解消する
- 6章 「後悔しない、よい選択」を脳にさせる方法
ワーキングメモリとは
「メモリ」という言葉の通り「ワーキングメモリ」は一種の記憶力です。
p7
「必要な情報をいったん頭の中に置いておいて、使いやすいように加工し、その情報を使う場面になったら取り出せる記憶」が、ワーキングメモリです。
p7
また、ワーキングメモリをトレーニングすることで行動力や仕事の効率を上げられると書いてありました。
ワーキングメモリの鍛え方
この本には、普通の生活を少し変えるだけで、
ワーキングメモリが鍛えられる方法を紹介してくれています。
エクササイズをまとめてみました。
- それだけに集中する家事を1つだけつくる
- 人気のメニューでないものを選ぶ
- SNSで見たことを他人に話してみる
- 周囲の人の姿勢が悪いときほど、意識して姿勢を正す
- 頭の中で「朝から晩まで」自分を行動させる
- 大事なイベント前には、日常生活をルーチンにする
- 注意の時間割を決める
- デスクに私物を置くなら、堂々と「関係ないもの」を
- つくり手の視点で考える
- 気に入ったものを美術館のように展示してみる
- 木の種類、雲の種類を知り、見つけてみる
- わかってもらいたいときこそ、相手にしゃべらせる
- 別のことを同時に学習する
- 情報の組み合わせ問題をつくる
- 何でも野球に例える人の思考を真似する
- アウトカムをつねに設定する
- 睡眠コアタイムを増やす
- 目的を手段に変えてみる
- 解説なしで「自分で見方をみつける」
- 暗闇を見る体験
- 1つのものから2つ以上の使い道を考える
全部で21個もエクササイズが紹介されていましたっΣ(・ω・ノ)ノ!
多くて全部はできない…
逆にこれだけあれば取り入れられるものも見つかるのではないでしょうか。
私の場合、もともとやっていたことが何個かありましたが、
一つの家事に集中することが無かったので、
簡単そうだし、取り入れていきたいと思いました。
また、やらなきゃいけないことを先延ばしするクセを治したいので、
そのために時間管理スキルを上げたいのですが、それには、
“頭の中で「朝から晩まで」自分を行動させる”エクササイズが良いとのこと。
これも、取り入れていきたいと思います!
まとめ
「地頭のよさ」はワーキングメモリが決めているそうで、この本では、生活で取り入れられるワーキングメモリを鍛えるエクササイズを、たくさん紹介してくれています。
たくさんあるけど、手軽にできる方法ばかりなので、取り入れやすいと思います。
「仕事の処理速度」をあげるワーキングメモリを鍛えたい方におすすめの本です。
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