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感情をコントロールして、家族みんなで心も身体も健康になるぞ!

読書感想

今回読んだ本

家族の健康を考えたときに最初に読む本

~実は、一番大切な人を一番大切にすることは難しい~

赤羽 秀徳

この本を読んだきっかけ

私は、3年位前にILPT(Interactive Low back Pain Technology)という、「対話的腰痛アプローチ」の資格を取得しました。

「対話的腰痛アプローチ」というのは、「腰痛」治療の対象を「疾病」ではなく「ひと」とし、包括的な関わりで「気づき」を促し、腰痛の自己管理ができるよう援助する方法で、

この方法を取り入れることで、利用者さんの身体の痛みの訴えが少なくなった経験をしてきました。

この度、ILPT講師の先生が、本を出版されたとのことで、さっそく読んでみることにしました。

著者紹介

赤羽 秀徳(あかは ひでのり)先生

一般社団法人 赤羽総合腰痛研究所 代表理事

博士(工学)

1990年自身がリハビリを受けたことがきっかけで理学療法の専門学校に入学。

卒業後は大学医学部付属病院に勤務。

外来では腰痛外来の治療に従事。マッケンジー法の認定療法士取得。

2010年より外来クリニックに勤務。今までの知識・技術を融合し、現在の対処法にたどり着く。

2015年に赤羽総合腰痛研究所を設立。「ニッポンの痛みを鎮めよう!」をモットーに、活動を続けている。

この本の内容(はじめにより)

大切な人生の時間、最後までしっかり挑戦し続けるためには、家族の健康も大切な要素とのこと。

この本は、「家族の健康」を考えた際の家族との「関わり方」のポイントや、「不必要なストレス」を軽減するための方法を提案してくれている本。

専門用語は少なく、読みやすくて、実例も書いてあり、実生活でとても役に立つ本です。

この本の目次

・第一章 ◎あなたの意見が家族に受け入れてもらえない時の最大の理由とは?

◎健康な生活習慣を続けることはなぜ難しいか?

◎学校では教えてくれない「感情コントロール法」

・第二章 ◎理学療法士として「他人の健康」を守る日々

◎父の死は自分のせいかもしれない…後悔の日々

◎ファミリーヘルスコンサルタントとして独立、成功へ

・第三章 ◎家族間の信頼関係の構築―感情を受け入れる

◎感情に対して評価・判断をしない

◎感情が湧いてくる背景には「思い込み」がある

なぜ、感情コントロールが大切か

第1章〜学校では教えてくれない「感情のコントロール法」に、感情コントロールの大切さが、書いてありました。(No.108~)

自分自身の感情コントロールができないことにより生まれるストレスは、様々な問題行動を生みますが、家族の健康維持という観点では「ストレスからくる生活の乱れ」となって現れます。

No.126より

ひぇ〜っ。ストレス(;’∀’)、問題行動(;’∀’)

例えば、健康的な生活習慣を続けよう!と思った時、

ふと誘惑に負け、マイナスな行動をしてしまう原因には、ストレス発散であることが多いとのことでした。

なんかわかる気がします…忙しいと急に体に悪いモノが食べたくなったりするかも。

食べてストレス発散していたのかぁ。

さて、そのストレスですが、どこからきているか…それは、

「感情」から、だそうです!

ですので、健全な日常生活、良い人間関係の構築、そして家族の健康維持には、

「感情コントロール」必須のスキルとのことです。

ちなみに、こんなに大切なスキルなのに、学校では教わることはなく、学ぶ機会がないまま大人になってしまう社会なんですって( ;∀;)

「感情コントロール」のポイント

家族や、まわりの人の健康を考える時、

まずは自分の感情のコントロールが第一とのこと!

本には、「感情コントロールについて」のポイントがたくさん載っていました。No.230~

簡単にそのポイントをまとめてみました。

1「受け入れる」

感情のコントロールは感情を抑えるのではなく、感情を受け入れることが大切。

感情は押さえつけるほど強くなるもの。「自分はこのような感情を持っている」と事実だけを受け入れるのが大切。

2「評価・判断をしない」

感情に対して「良い感情・悪い感情」など評価しない。人の人格と感情、そして行動はそれぞれで個別のもの。素直にそのまま存在を認めることが、感情を穏やかに保てるコツ。

3「思い込み」

ネガティブな感情の背景には「思い込み」あり。「こうでなければならない」など、思い込みから感情は現れる。なので、目の前の人に、自分の常識を押し付けていないか?と確認すると良い。

ポイントをまとめてみたところ、気づいて受け入れて、ありのままを見る。これは、感情のコントロールにも、マインドフルネスが効果ありそうだと感じました(^▽^)/

まとめ

人は言葉、表情、態度の一つ一つから、敏感に感情を読み取っているそうで、同じ言葉でも、乗せる「感情」によって周りに与える影響は変化するとのこと。

よって、そのことに気づけて意識を上げると、周囲の人の対応も、変化があったりするそうです。

自分の母親は大事なのに、いざ健康にいいことを勧めようとすると、上手に伝えられない。

で、行動が変わらないから、あきらめる…。

でも今回、この本を読んで、やっぱり家族の健康を守りたい!と思えるようになり、感情のコントロールを大切にし、行動しようと思いました。

私のように、家族みんなで心も身体も健康になりたいという方は、ぜひ読んでみることをおすすめします!

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