きっかけ
本屋さんに夫と二人で行ったときに、面白そうな本だねと一致して購入した本です。お金の大学の著者である両学長もお勧めしていた本でした。時々パラパラと読んではいたのですが、あらためてアウトプットしたいと思い、記事を書いてみました。
今回読んだ本
よけいなひと言を好かれるセリフに変える
言いかえ図鑑
大野 萌子
この本の著者
大野 萌子(おおの もえこ)
一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ資格認定機関)代表理事。法政大学卒。産業カウンセラー、2級キャリアコンサルタント技能士。
企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善スキルを得意とする。コミュニケーション・ハラスメント・メンタルヘルスに関連する行動変容に直結する研修・講演を防衛省をはじめ、大手企業等で年間150件以上行う。
この本の内容(はじめにより)
無意識に使っているい言葉が印象をつくっているとのこと。
プラスの言葉を使って、「好印象な人」になることで、人間関係に良いスパイラルを生み、信頼関係も築けるようになるそうです。
この本は、2万人のコミュニケーション指導をしてきた、カウンセラーである著者が、「言い方」で損をせず、よい方向に変え、人間関係改善のきっかけになるよう願って書かれた本です。
この本の目次
- 第1章 挨拶・社交辞令
- 第2章 お願いごと・頼みごと
- 第3章 断り方
- 第4章 気遣い
- 第5章 ほめ方
- 第6章 返事
- 第7章 自己主張
- 第8章 注意・叱り方
- 第9章 他人との距離
- 第10章 聞き方
- 第11章 謝罪の仕方
- 第12章 SNS・メール
- 第13章 マイナス意見
- 第14章 子育て
- 第15章 ハラスメントになりやすいNGワード
プラスの言葉で「言い方」を変えるとなぜ良いの?
本のp6に、こう書いてありました。
プラスの表現は、人間関係に良いスパイラルを生み出します。
好印象を与えるひと言がとっさに出てくると、言いにくいことを伝えるときでも、相手を傷つけることなく、素直に納得してもらうことができます。p6~
そのようなポジティブなコミュニケーションのコツが身につくと、周りに対しても好感、好印象を与えるようになって、信頼関係を築けるようになっていくのです。
なるほどー(゜_゜>)
言い方ひとつで、信頼関係に影響が出るわけですねー。
これは、どんな場面でも気を付けたい大切なことですねぇ。
これはささった「言い方」3選
この本は図鑑と言うだけあって、
とにかくたくさんの場面で使える、様々な言いかえの例がいっぱい載っています。
その中でも、わたしが
これはいいなぁ、心にささった!(+_+)
という言いかえ「言い方」を簡単にまとめてみました。
ささった言い方、その1
「それはやめたほうがいいよ」×
↓↓
「私はこういう理由でこうした方がいいと思う」◎
カウンセリングの場では、押しつけはもちろん、意見を言うこともしないそうです。
なので、言いたいことがある時は、あくまでも“自分の意見”である前提で話をするのが良いそうです。
決めるのは本人。よけいなお世話にならないように…。
ささった言い方、その2
「さすがだね」×
↓↓
「〇〇が良かった、さすがだね」◎
「すごい」「さすが」というのは“上から目線”で、評価している言葉。
“具体的な理由”を付け加えなければ逆効果だそうです。
ささった言い方、その3
「なんとかなるよ」×
↓↓
「どうすればいいか考えよう」◎
根拠のない励ましは、無責任な言葉。
「どうすればいいか一緒に考えよう」と同じ目線になることが必要なんだそうです。
まとめ
相手に好印象を与える言い方をすることは、
人間関係に良いスパイラルを生み、信頼関係も築きやすいとのこと。
この本には、たくさんの言い換えの例が載っており、場面ごとに書いてあるため、とても参考にしやすいと思いました。
私が「なるほどー」と、参考になった言い換えを、
ささった言い方3選としてまとめてみました。
どの言い方も、自分の目線を相手と同じにし、具体的に自分の気持ちを話すことが大切だと思いました。
対人援助職をしているので、相手を気遣える言葉をとっさに使えるようにしたいと思いました!
私のように、相手を気遣える言葉を使いたいと思った方は、ぜひ読んでみることをおすすめします!
他にも人間関係で困らないための本読んでます。
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