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転職したいけど不安。自分の市場価値を知りたいぞ!

読書感想

きっかけ

私は訪問看護ステーションでリハビリの仕事をしているのですが、精神科の方を7割程度担当していて、精神障害の方へ介入することには、特有の難しさがあることがわかってきました。
なので、この頃精神科特化型の訪問看護ステーションに転職を考えるようになりました。


でも、非常勤のOTで40代だし…今の職場は家からめちゃ近いし…など
中々踏み出せない状況。
そんな中、YouTubeでこの本を知り、題名に惹かれ読んでみることにしました。

今回読んだ本

このまま今の会社にいていいのか?
と一度でも思ったら読む
転職の思考法

北野 唯我

この本の内容(はじめにより)

誰にとっても、最初の転職は、怖いとのこと。
転職とは「特殊な病」なのだそうです。
著者はこの本を通じて、すべての人が「いつでも転職できる状態」をつくりたいと願っているそうで、
働く人がいつでも転職できるだけの「市場価値」を持てたら、生き方すらも変わる可能性があると言っています。
そのためには、単なるうわべの「転職情報」ではなく、情報を見極める「思考の軸」が大切だと言っています。
この本は、転職に対する不安や葛藤をわかりやすく物語形式で書いてあり、主人公の行動を追うことで、転職に必要なことを習得できるとても読みやすい本です。

なぜ転職は不安なの?

転職の不安について、この本のp16~書いてありました。
プロローグ
「漠然とした不安」の正体
という章

この本は物語になっているのですが、
「転職というのがなぜ怖いか」という質問に対し、
転職の思考法を教えてくれる黒岩さんがこんな風に答えています。

転職というのは多くの人にとって『初めての意思決定』だからだ。だから、怖いんだ

意味のある意思決定というのは必ず、何かを捨てることを伴う。これまでの人生で、そんな決断をしたことがあるか?

これを読んで、
なるほどー(/ω\)
確かに、自分の意思をがっちり固めて、行動にうつす。
それには、今の仕事などを捨てないといけないということが、
具体的な不安だったのか(@_@;)
と確認できました。

でもって、
この転職の不安解消に役立つのが、
「転職の思考法」ということがわかりました(^▽^)/

自分の市場価値とは

転職の思考法で大事なことに、
「市場価値」の話が書いてあるのですが、


市場価値って何?
と思ったところ…

本のp30~市場価値の話が書いてありました。


自分のマーケットバリューを理解することだ。マーケットバリューとは、市場価値のこと。市場価値とは、その名の通り、今の会社での価値ではなく、世の中からみた君の価値、君の値段だ。

雇用はひとつの『取引』なんだよ。マーケットバリューを理解するには、まず自分を商品として考えることだ

なるほどーΣ( ̄□ ̄|||)
自分が世の中的に良い商品かってことを考えるわけですねΣ(´∀`;)

自分の市場価値を知ろう

市場価値(マーケットバリュー)は、
以下の3つの要素で決まるそうです。
かんたんにまとめてみました。

①技術資産
高い技術を持った人間。専門性(職種)と経験(役職などの経験)でできている。

➁人的資産
人間関係だけで仕事をもってくるような人間。人脈。

③業界の生産性
平均一人当たりどれほどの価値を生み出しているか。『業界の生産性』

この三つの要素を掛け算するとマーケットバリューがわかるそうです。

自分にあてはめて考えてみると…
①作業療法士なこと、営業活動もしたことがある
➁人脈ないけど、市内の相談員さんやケアマネさんとかは顔見知り
③診療報酬の点数や介護保険の点数で稼げる
てな感じでしょうかねぇ~。

市場価値を測る9の質問

本のp21に
自分の市場価値を測るための9の質問
というものが載っていました(^▽^)/

  • 会社を変えても、価値のあるスキルをどれだけ持っているか?
  • そのスキルの「賞味期限」はいつまでか?
  • 他の会社でも通用する「レアな体験」がどれだけあるか?
  • その経験は、世の中からどれだけ「強いニーズ」があるか?
  • 社内に、自分が会社を変えても、喜んで力を貸してくれる人が、どれだけ存在するか?その人物たちは、意思決定の力がどれだけあるか?
  • 自分が所属しているマーケットの「一人当たりの生産性」はどれだけ高いか?
  • 自分が所属しているマーケットに今後の「成長性」はあるか?
  • 今後、どれだけ「自分の市場価値」は成長が見込まれるか?

なんだか…。この質問を考えていたら、

余計に不安になってきたような( ;∀;)
でも、この質問に堂々と答えられるような人間になれば
転職が怖くなくなるのですね~(*´Д`)

まとめ

転職したいと思ったとき、不安があるのは当然とのこと。
転職が怖いと感じるのは、
何かを捨てて、意思決定をするという人生で大きな決断を迫られるからだそうです。
この本は、転職の不安に対する考え方を物語形式でわかりやすく解説している本で、「転職の思考法」が書いてあります。

この思考法で大切なことに、
自分の市場価値についてが書いてありました。
市場価値の考え方を知り、転職の思考法を手に入れれば、転職が怖くなくなる。
すなわち、どこに行っても食っていける強い人になれるわけです。
これからは、自分の市場価値を高めるように努めたいと思いました( `ー´)ノ

転職した方がいいかなぁ…といった不安を感じている方は、
まず、自分が何をすれば良いのかわかるので
ぜひ読んでみることをおすすめします!


転職など、悩みに対して役に立つ本読んでます。

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