きっかけ
HSPのことを知っていくと、どうやら夫婦でHSP傾向があることがわかりました。二人そろって人疲れしやすい(-_-;)
ただ、私と旦那さんとでは性格や困りごとも違うわけで…。いわゆる生きづらさって色々あるなと思いました。
なんだか生き生き過ごしている元気な人って「生きづらさ」なんてないんだろうなとうらやましく思える今日この頃。今日はこの本を読んでみました。
今回読んだ本
精神科医が語る
HSP・心の病と“生きづらさ”
「とても敏感な人たち」のために
福西 勇夫 著
この本の内容(はじめにより)
著者はだれしもが、どこかに「生きづらさ」を感じ、対峙しながら闘っているのが現実ではないかと言っています。
本ではHSPの切り口から、「生きづらさ」について精神科医の立場から解説してくれています。
より多くの方に、見かけ上は何も苦しんでいないように見える人でも、実際はとても敏感すぎるがゆえに困っている人が少なくないという事実を知ってもらいたいとのことです。
生きづらさとは
この本のp14~
書いてありました。
個人個人でイメージが違うので
「生きづらさ」を定義するのは難しいそうです。
多種多様とのことですが、
本には例が書いてありました。
ざっくり分けてみたところ
- 衣食住の問題
- 対人関係上の生きづらさ
- 心の病に関連した生きづらさ
- 感覚器の問題(HSPも含む)
こんな感じでした(;^ω^)
いっぱいあるなぁ…。
こりゃ、「生きづらさ」ない人を探すのは難しそうですねぇ( ;∀;)
生きづらさない人ってどんな人
本を読んでみると、どうやら
多かれ少なかれ「生きづらさ」ってのは
多くの人が感じているようです。
じゃ、生きづらくない人はいないのか…
と思っていると。
「はじめに」にこんなことが書いてありました。
生きづらく感じない人が世の中にいるのなら、もしかすると、その人たちは、まだ人生が本格的にスタートしていないのかもしれません。
p4~
(中略)
社会に入り、親から自立してようやく人生が始まります。
なるほどー。
自分で何でもやらなくてはならなくなって、
「生きづらさ」に気づいていくわけですねぇ( ;∀;)
これを読んで、
生きづらさを感じてはじめていっちょ前ってことで
当たり前ぐらいに思っても良いのかなと安心しました。
生きづらさはなくせるの?
生きづらさは感じている人がほとんどってことで、
全くなくなることは難しいみたいですが…
本には、和らげるための対処のしかたを紹介してくれてます(^▽^)/
簡単にまとめてみました!
1.マルチタスクからシングルタスクへ
あわてんぼうなとこがあるので、自分のキャパを知って
「人生、なるようにしかならない」あれこれせず、シングルタスクを心がける
2.コンパクトにする
不要なエネルギーを消耗しないため、物事はコンパクトに単純化しよう
3.ルーティン化する
ルーティン化することで余裕をもつことができて、ミスが最小限になる
4.マイナスに考えない
苦しみを経験しなけりゃ、真の感激はこないぞ
5.短所と長所は紙一重
鈍感な部分だってあるはずだ、みんなで補い合おう
6.生きづらさを感じてはじめてスタート
ある程度の苦労は必要。創意工夫して乗り越えて行こう!
まとめ
この本は、「生きづらさ」について
精神科医である著者が
HSPを切り口に解説してくれている本で、
生きづらさが多種多様であることがよくわかりました。
本を読んでみたところ、
多かれ少なかれどんな人でも
それぞれの理由で生きづらさはあるそうで、
むしろ、生きづらさは人生のスタートラインに立ったから感じているのではないかとも言っています。
といったわけで、生きづらさを完璧に解消することは難しいそうですが、
和らげる工夫があるとのこと。
本には、
- マルチタスクからシングルタスクへ
- コンパクトにする
- ルーティン化する
- マイナスに考えない
- 短所と長所は紙一重
- 生きづらさを感じてはじめてスタート
の6つが書いてありました。
私は、これを読んで
シンプルイズベストで、マインドフルネスを心がける
ってイメージを持ちました。
いつのまにか複雑化してるんだよなぁ
気を付けまーす(⌒∇⌒)
生きづらさなんかなさそうに生きている人をうらやましく思った方は
ぜひ読んでみることをおすすめします!安心できましたよー。
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