きっかけ
最近、大型書店に久しぶりに行ってきました。
心理学系の棚にセルフ・コンパッションの本がたくさん置いてあったのですが、
この本をパラッと立ち読みした所、最初のほうに「人生に偶然はありません。数々の本の中からあなたが今、この本を手にしてくださったことには大きな意味があります」という文章が書いてあって、気になってしまい購入して読んでみました。
今回読んだ本
セルフ・コンパッション
石村 郁夫
この本の内容(はじめにより)
著者は、臨床心理学の教員をしながらセルフ・コンパッションの研究を続けており、ここ15年ほどで、1000人以上の方にセルフ・コンパッションという考え方や実践方法を伝え、これこそが今の日本における希望そのものと確信を持っているそうです。
本書との出会いをきっかけに、セルフ・コンパッションについて知り、実践し、その効果を感じて欲しいとのこと。
セルフ・コンパッションについて事例を出して説明してくれており、実践方法もわかりやすく取り入れやすい方法で紹介してくれている本です。
セルフ・コンパッションとは
本のp44に書いてありました。
セルフは「自己への」、
コンパッションは「思いやり・慈悲」
と訳されるそうです。
ですので、
セルフ・コンパッションとは「自己への思いやり」という意味だそうです。
なぜ、セルフ・コンパッションで強くなれるの?
ひとは、自分の気持ちを、実際とは違う気持ちにすり替えたり、自分に嘘をついて容易に隠すことができてしまうそうです。
なので、
自分で自分を正しく把握できていないことがあるとのこと( ;∀;)
といったわけで、
「自分を思いやることで、自分の本当の気持ちを理解する」
ことが必要なのだそうです。
そうすることで、苦しみや悲しみに気づいて対処できる。
セルフ・コンパッションが低いと、
「私の苦しみ何てだれもわからないし…」
と諦めやすく、相談すらもできないそうです。
たしかにΣ(´∀`;)
辛いときって、何もかも嫌になったりして、
誰も信用できない状態になったりしますよね~(・・;)
もはや何に苦しんでいるのかわからん状態から、抜け出せるんですね。
自分の悩み苦しみを分析し、
ひもとける人になれれば、
たしかに強くなれそうです(^▽^)/
セルフ・コンパッションを高めるには
本には5つのステップが書いてありました(^▽^)/(p139)
- ステップ1 スージング・リズム・ブリージング
- ステップ2 コンパッショネイト・カラー
- ステップ3 コンパッショネイト・コーチ
- ステップ4 コンパッショネイト・レター・ライティング
- ステップ5 コンパッショネイト・アクション
で、このステップの前に
セルフ・コンパッションの基本中の基本
「呼吸」の練習に
ステップ0-1 コンパッショネイト・リフレクション
ステップ0-2 マインドフルネス
があるそうです。
私は、ステップ0-1だけでも、
ストレスが軽減され、楽になれた感じがあったので、
簡単にまとめてみました。
コンパッショネイト・リフレクション
<毎日決まった時間に呼吸法の練習する>
おすすめの呼吸法として
「手のひら返しの呼吸」が書いてありました(⌒∇⌒)
手のひら返しの呼吸
・姿勢を良くして、手のひらを上に向けて
・息を吸いながらゆくりと肘を曲げて手のひらを胸まで持ち上げる。
・次に、手のひらを下に向け、
・息を吐きながら、手のひらをお腹のあたりまで下げていく。
「息を吸う→吐く」を1セットで、10セット繰り返す。
4秒で吸って、8秒で吐ききるのが目安だそうです(^▽^)/
私は、考えすぎて行き詰まりを感じた時
この呼吸法を取り入れてみたところ、
不安感が少なくなり、
行き詰まり感が楽になった感じがありました(#^^#)
まとめ
セルフ・コンパッションとは「自己への思いやり」
自分を許し、思いやる力を高めると
悩みが大きくなって、もう何もかも嫌!だれも信用できない!
なんてことが減るそうです。
心を強くしたいと思ったら
セルフ・コンパッションを高めることが大切
高めるためには
5つのステップがあって
ステップに進む前の基本中の基本に
「呼吸法」が紹介されていました。
私は、その呼吸法だけでも取り入れただけで、
不安感や閉塞感が減った実感ありました。
悩みやストレスで心折れたくないぞ、強くなりたいと思った方は、
ぜひこの本を読んでみることをおすすめします!!
セルフ・コンパッションのメリット実感してます。
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