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今まで何度挫折したっけ?やり抜く力が欲しいぞっ!

読書感想

今回読んだ本

GRIT

やり抜く力

人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

アンジェラ・ダックワース=著

神崎朗子=訳

この本を読んだきっかけ

私は、今までに色々なことに挑戦し、挫折したことがいっぱいあります。

例えば、英語の勉強、資格試験の勉強(住環境コーディネーター1級、FP3級とか…)

それから、目標を立てても、達成できず、もはやその目標も忘れてしまう始末…。

そんな私ですが、最近簿記3級の資格取得のため、勉強しています。

挫折しそうな自分が怖い( ;∀;)ということで、DaiGoさんが勧めていて、すでに購入していたこの本を読んでみることにしました。

著者紹介

アンジェラ・ダックワース

ペンシルベニア大学心理学教授。近年、アメリカの教育界で重要視されている「グリット」(やり抜く力)研究の第一人者。2013年、マッカーサー賞(別名「天才賞」)受賞。教育界、ビジネス界、スポーツ界のみならず、ホワイトハウス、世界銀行、経済協力開発機構、米国陸軍士官学校など、幅広い分野のリーダーたちから「やり抜く力」を伸ばすためのアドバイスを求められ、助言や講演を行っている。

この本の内容

持っている能力を十分に発揮するためには、「やり抜く力」(グリット)が重要とのこと。この本には、その「やり抜く力」の重要性が書いてあります。

また、「やり抜く力」は伸ばせるとのこと。本には、その方法について、具体的に「内側から伸ばす」方法と「外側から伸ばす」方法に分けてわかりやすく書いてくれてます。

この本の目次

  • PART1「やり抜く力」とは何か?なぜそれが重要なのか?
  • PART2「やり抜く力」を内側から伸ばす
  • PART3「やり抜く力」を外側から伸ばす

「やり抜く力」(GRIT)とは

「成功の心理学」の研究をしていた著者は、業界での屈指のビジネスパーソンや、アーティスト、ジャーナリスト、学者、などからインタビュー調査をしたそうです。

で、成功の要因は、幸運と才能だけではなかったとのこと。

驚異的な粘り強さでがんばって、みごとに結果を出した人たちがいてその人たちの話を聞いたそうです。

そうしてわかったことが、

どんな分野であれ、大きな成功を収めた人たちには断固たる強い決意があり、それが形になって表れているということ。

本にはこう書いてありました。

みごとに結果を出した人たちの特徴は、「情熱」と「粘り強さ」をあわせ持っていることだった。つまり、「グリット」(やり抜く力)が強かったのだ。

p22

私も「やり抜く力」欲しいです( ;∀;)

ただ、才能もないとだめなんじゃないの??とも思いますが…。

それについては、p58~第3章 努力と才能の「達成の方程式」に書いてありました。

人は、「才能」が「達成」に直結していると考えてしまうとのこと。

p62にこう書いてありました。

常人の域をはるかに超えたパフォーマンスに圧倒され、それがすさまじい訓練と経験の積み重ねの成果であることが想像できないと、なにも考えずにただ「生まれつき才能がある人」と決めつけてしまうのだ。

p62

「あの人凄いよねぇーっ。まじ、神~( ´∀` )」

とか言ってしまうのは、そういうことなんですねぇ。

自分が「ラク」だから人を神格化するそうです(^^;

そうじゃなくって、

「偉大な達成」を導く方程式は、

才能×努力=スキル

スキル×努力=達成

とのこと。

こんな文章がありました。

努力をしなければ、たとえ才能があっても宝の持ち腐れ。

努力をしなければ、もっと上達するはずのスキルもそこで頭打ち。

努力によって初めて才能はスキルになり、努力によってスキルが生かされ、さまざまなものを生み出すことができる。

p78

わぁ。何回「努力」って出てきただろう…

「努力」が大事なのですねぇ。

ちなみに、「やり抜く力」はグリット・スケールというもので図ることができるそうで、私は低めでしたΣ(゚д゚lll)

でもって、「やり抜く力」「粘り強さ」「情熱」のふたつの要素があるそうです。

「やり抜く力」を伸ばすには?

まず、著者は「やり抜く力」は伸ばせると言っています。

でもって、伸ばすには

「内側から伸ばす」方法と「外側から伸ばす」方法があるそうです。

内側から伸ばすというのは、自分自身で伸ばす方法

外側から伸ばすというのは、周りの人びとが伸ばす方法とのことで、

今回は、自分で伸ばす方法「内側から伸ばす」をまとめてみました。

キーワードは4つ

1「興味」

2「練習」

3「目的」

4「希望」

1「興味」…興味を掘り下げていく。

  • 自分のやっていることを心から楽しむ。
  • 尽きせぬ興味と子どもような好奇心をもつ。

2「練習」…自分のスキルを上回る目標を設定してはクリアする習慣化する。

  • 「きのうよりも上手になるように」
  • 自分の弱点をはっきりと認識し、克服する努力をくり返す。
  • 慢心しない

3「目的」…自分の取り組んでいることが、自分よりも大きな目的とつながっていることを意識する

  • 自分の仕事は重要だと確信し、「情熱」をもつ。
  • 目的意識をもつ。

4「希望」…絶望的な状況でも希望を持つことを学ぶ

  • 不安になっても、ひたすら自分の道を歩み続ける姿勢

これで、「やり抜く力」UPできるそうです!

難しいけど、この4つを意識して、まずは資格試験の勉強にのぞみたいと思います(`・ω・´)ゞ

まとめ

本の、最後にという章にこんなことが書いてありました。

「やり抜く力」が強いほど「幸福感」も高いと。

目的が達成できるうえに、「幸福感」まで高まっちゃうのですね。

「やり抜く力」を伸ばすぞー!

私の弱点は、小さな目的しか考えてないとこかもしれない…

でもって、いつの間にか楽しむことを忘れ…、練習もおろそかに…

こりゃ達成できないわけだ!

逆に言えば、これらに気をつければ達成できるかも(^▽^)/

私のように、挫折することが多くて、やり抜く力が欲しいという方は

是非読んでみることをおすすめします!

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