今回読んだ本
死ぬまで若いは武器になる
不老長寿メソッド
鈴木 祐
この本を読んだきっかけ
私には100歳まで元気に生きるという目標があります。
そのために、色々な本を読んで実践しているのですが、
この本のタイトルを聞いた時、目標をかなえるためのヒントがありそうと思い、読んでみました。
著者紹介
鈴木 祐(すずき・ゆう)
新進気鋭のサイエンスジャーナリスト。
1976年生まれ、慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアや生産性向上をテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける。
この本の内容(まえがきより)
この本は、科学の視点からアンチエイジング(抗老化)の要点を学ぶことを目的に書いた本。
古今東西のアンチエイジング法から最も信頼できる手法だけを集めた「ベスト盤」のようなものだそうです。
ちなみに本書のテクニックは、筆者も実践しており、科学的な妥当性と効果のバランスが良いテクニックを選んで載せてくれています。
この本の目次
- まえがき
- PART1 理論編-正しく知る
- PART2 実践編-正しく苦しむ
- PART3 実践編-正しく癒える
- PART4 ロードマップ編-正しく行う
- あとがき
- 参照文献
- メソッド索引
正しい若返りテクニック(原則)
何と、正しい若返りのテクニックには、共通する「ある原則」があるそうです(^▽^)/
その原則が、No.184に書いてありました。
フェーズ1⇒苦痛…自分の心と体へ意図的にダメージを与える
フェーズ2⇒回復…心身が受けたダメージを徹底的に癒す
フェーズ3⇒往復…苦痛と回復のフェーズをくり返す
これがこの本に書いてあるテクニックの肝だそうです!
各フェーズについて簡単にまとめてみました。
フェーズ1⇒苦痛
毒や刺激は、適量であれば身体に有益に働くとのことです。
これを「ホルミシス」と言うそうです。
ホルミシスはワクチンみたいなもので、
わかりやすい例は、サウナ。
その健康効果は一定の評価が示されているそうです。
ちなみに…
ポリフェノール、運動、ストレスも「ホルミシス」の起動させるスイッチになるとのことです。
フェーズ2⇒回復
フェーズ1の「苦痛」は、若返りシステム起動するそうです。
でもって、「回復」は、若返りシステムを実行させるとのこと。
どうやら、正しく休むことが大切なようです。
わかりやすい例は、筋トレ。
筋肉量を増やすにはトレーニングで筋繊維を傷つけたあとの適切な休息と栄養補給が必須。
休憩しないと不調が出てしまうそうです。
正しく休むにはコントロール感が大切とのです。
以下がポイントです。
「正しい休憩」のポイント3つ
- ➀休息の目的を明確にする
- ②目的の達成に必要な休息法を決める
- ③必ず決めたとおりに休む
フェーズ3⇒往復
「苦痛」と「回復」の2つのフェーズを「往復」し、正のスパイラルを生むと、
老化スピードが遅くなるとのことです(^O^)
そのためには、
自分にとって適量になるように「苦痛」を少しずつ上げていくことが必要だそうです。
以上、若返りテクニックの原則でした。
まとめ
若返りには、「苦痛」「回復」「往復」が大切とのこと。
そして、この本No.595 PART2実践編 以降からは、「苦痛」「回復」について
具体的なテクニックがたくさん載せられています!
ただ、テクニックがあり過ぎて「どうすりゃいいんだぁ」となってしまいました。
そんな人のために、
本書は親切にロードマップがついています。(No.2819)
ちなみに標準ロードマップは
- STEP1 睡眠環境の改善
- STEP2 活動量の増加
- STEP3 スキンケアの徹底
- STEP4 食事のクオリティアップ
- STEP5 運動の負荷アップ、またはファスティングの導入
の5つのステップでした。
まずはこのステップに従って、自分にできるものを実行していこうと思います!
これで、若さを保てれば、100歳まで元気に生きることも夢じゃないかも(^▽^)/
老いるのが怖くなくなりますねぇ~。
私のようにいつまでも元気で生きたいぞ。という方は是非読んでみることをお勧めします!
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