きっかけ
私は不安を感じやすいタイプ。死産をした後にはパニック発作も出たことがありました。
でも、本やDラボからの知識で運動が不安障害の治療に役に立つことを知り、ヨガやHIIT、散歩などを取り入れて効果を感じました。
訪問看護で担当する利用者さんにも、不安の高い方がたくさんいて、運動をおすすめするのですが、中々重い腰があがらない方が多いので、運動が不安対策にどんだけメリットがあるのかしっかり伝えられるようになりたいと思い、この本を読んでみました。
今回読んだ本
脳を鍛えるには運動しかない!
最新科学でわかった脳細胞の増やし方
ジョン J.レイティ With エリック・ヘイガーマン
この本の内容(序章より)
運動は、ほとんどの精神の問題にとって最高の治療法なのだそうです。
著者は、運動と脳をつなぐ驚きに満ちた科学をわかりやすい言葉で語り、それが人間の生活にどのような形で現れるのかを示すことを目的にこの本を書いたとのこと。
運動が認知機能と心の健康に強い影響力をもっているという認識を確かなものにしたいそうです。
運動について様々な研究をわかりやすく、様々なケースを章ごとに挙げていてくれて、自分に必要な運動がすぐに調べられる本でした。
なぜ不安になりやすい人に運動がいいのか
本の第四章、不安―パニックを避けるの章に、このように書いてあります。
運動がすぐれているのは、日常で感じる不安に対しても、病的な不安に対しても、体と脳の両方に効果があるところだ。
p135
ちなみに、
この章に、運動が不安に効果があったという研究が載っているのですが、不安感受性の低下は、激しい運動をしたグループの方が早く、大きな効果が出たそうです。
運動によって鼓動と呼吸が速くなるものを経験し、そうした肉体の現象が必ずしも不安の発作につながらないことを学ぶと、体の興奮が気持ちよく思えるようになり、興奮を一概に悪いことだと決めつけなくなるそうです。
運動して、ドキドキに慣れていこー(=゚ω゚)ノ
っていうことですね(⌒∇⌒)
不安障害に運動をすると良い理由7つ
本のp136から、運動の効果が書いてありました!
簡単にまとめてみました(^▽^)/
1 気をそらす
運動には気晴らしの効果があって、抗不安効果が長続きしやすい。
2 筋肉の緊張をほぐす
不安障害の人は筋の緊張が高まりやすいが、運動で和らぐ。
3 脳の資源を作る
運動をすると、脳に良い物質が増える
4 別の結果があることを教える
運動で交感神経を意図的に活発にして、体に出た症状をパニック発作とは違うものとわかってもらう
5 回路を作り変える
運動によって偏桃体の暴走を止め、危険だらけという見方を防ぎ、行動できる。
6 立ち直りが早くなる
不安はコントロールでき、パニックは防げるということを運動を通じて学べる。
7 自由になれる
不安障害は罠にとらえられている状態。行動することが肝心。
わぁー\(◎o◎)/!
運動はメリットだらけですね!
私は、この本を読んで運動のモチベーションがとても上がりました。
といったわけで、
運動する気力が出ない方に、これらの情報を伝えてみようと思います。
まとめ
この本は、運動は体にいいぞって話を
最新科学でわかった中から教えてくれる本。
運動は不安障害にも効果があるとのこと。
運動でドキドキするのに慣れれば、不安も怖くなり行動できるようになるそうです。
本には、不安に対する運動のメリットが書いてありました。
なので本を読んだ後、運動へのモチベーションがとても上がりました(^▽^)/
担当する利用者さんにもこの情報を伝えてみようと思います。
運動は、ほとんどの精神の問題にとって最高の治療法になるそうです。
この他にもたくさん運動の効果が載っていました。
人間は動いてないとダメな生き物なんだなぁと、痛感しました。
運動へのモチベーションを高めたい方は、ぜひ読んでみることをおすすめします!
他にも運動と心身の健康についての本読んでいます。
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